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ラベンダー香る富良野+廃線が決定した留萌本線で増毛へ 2015夏の北海道旅行 5日目 

2016.11.11 23:20|北海道
2015 夏の北海道旅行 まとめはこちら

2015夏の北海道旅行 ラベンダー香る富良野+廃線が決定した留萌本線で増毛へ
 札幌→旭川→富良野→旭川→増毛→旭川

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©google maps


5日目の朝です。昨日は札幌→青森→札幌とほぼ1日中列車に揺られていました。
今日は富良野線と留萌線に乗るために、まずは始発の普通列車で札幌から旭川に向かいます。






札幌→旭川→富良野




06:00 札幌 発 JR函館本線 普通(旭川行き)

この列車は札幌から旭川まで乗り換えなしで移動できる貴重な列車です。札幌~旭川間はJR北海道の露骨な特急誘導の影響で、岩見沢・滝川と2回も乗り換えを強いられることも。

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お天気はちょっと微妙。今日はラベンダー畑を見に行くので、できれば晴れてもらえると嬉しいんですが…。

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08:52 旭川 着

3時間で終着旭川に到着。札幌と旭川という北海道の2大都市を1本で結ぶ有能な列車です。
車両は2016年現在では割と目にすることが少なくなったキハ40系。

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旭川駅のこの開放感のある駅舎も1年ぶり。

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さて今日はこれからJR富良野に乗車して、ラベンダー畑駅を目指します。ラベンダー畑駅は聞きなれない名前ですが、それもそのはず夏の間だけ設置される臨時駅。参考までに、2016年は6月11日(土)〜9月25日(日)の三か月強の間設置されました。

先発の普通列車がありますが、せっかくなのでJR北海道の誇る観光列車ノロッコ号に乗って向かうとしましょう。

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ノロッコ号の外観はこんな感じ。(ラベンダー畑駅到着後に撮影)
特注の気動車を使って観光用列車として大人気。こんな見た目ですが指定券などは必要なく、北海道&東日本パスさえ持っていればそのまま乗車できます。

ノロッコ号はトロッコ列車で、「鈍い」と「トロッコ」を掛け合わした造語です。ゆっくりとのろのろと、駆け足では味わえない北海道の自然を満喫してもらおうという試み。

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客車内はこんな感じ。開放感あふれる作りとなっています。

そう、ノロッコ号は昨今滅多にお目にかかることが出来なくなった客車列車です。つまりディーゼルエンジンや電動車を持たず、機関車に引っ張ってもらう昔ながらの駆動方式。

その証拠にこの富良野・美瑛ノロッコ1号の列車番号は「9431」。DもMもつかない列車番号は久しぶりに見ました。

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一部の席は外側に向けて設置されています。酔いそうだけど景色は良さそう。

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列車内にストーブが。寒冷地仕様です。シベリア鉄道などでも同じ装備が見られます。
内地の人は「暖房で良いのでは?」と思うかもしれませんが、電車でもし停電すると冗談ではなく凍死するので、燃料さえあれば確実に暖が取れる装置が一番信頼性が高いのです。

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09:56 旭川 発 JR富良野線 富良野・美瑛ノロッコ1号(富良野行き)

宗谷本線・石北本線とJR富良野線が分岐するポイントです。幹線から離れてローカル線へと進入するこの感触はなんとも…

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列車は大雪山系の山々を望みながら南へ進んでいきます。

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なんか豪華な駅舎が見えてきました。

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美瑛駅に到着。美瑛駅では数分間停車が行われます。

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こっそり見えた運転士の時刻表です。市販されている時刻表には記載されていませんが、国鉄・JRの列車のダイヤは実は15秒刻みで作られています。
確かに美瑛の発/着を見ると、10時25分45秒着、10時3…と書かれています。

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美瑛は丘の町として有名ですが、あいにく列車の車窓からはそれらしい景色はあまり見えません。しかしこの美瑛発車後の場所からのみ、畑が広がる丘と、赤い屋根の家という北海道らしい景色を望むことが出来ます。
この地点ではノロッコ号はわざわざ減速してゆっくりと眺めさせてくれます。

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真っすぐ伸びる線路+アップダウン。素敵じゃないですか。

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富良野という言葉からは多くの方は北の国からを想像すると思います。私はフラノールという雪の町を思い浮かべます。

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富良野に近づくと線路が数キロ真っすぐに地点があります。ここでは十勝岳の威容を存分に眺めることが出来ます。雄大ですなぁ。頂上付近が雲に隠れているのが残念。

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11:13 ラベンダー畑 着



ラベンダー畑 ファーム富田




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さて私の旅では珍しい観光パートです。お目当ては素晴らしいラベンダー畑で有名な「ファーム富田」。ラベンダー畑駅から徒歩10分くらい。

以下ラベンダー畑をご覧ください。

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怒涛の連続写真でしたが、富良野とラベンダー畑の美しさが少しでも伝わると嬉しいです。まさに北海道!という景色。これは観光客が押し寄せるのも分かります。

この美しい花畑の中を、自由に散策できる!見晴らしの良い高台からは富良野を一望。これはたまりません。

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十勝岳をバックにしたJR富良野線の車両。このアングルで撮れる列車は少ないです。

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見えないはるか遠くまでひたすら真っすぐ。こんなに真っすぐの線路なら作るのも楽だったしょうねぇ。

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1時間程度ラベンダー畑を散策したのち、ラベンダー畑駅に戻ってきました。臨時駅らしく質素な作り。

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12:15 ラベンダー畑 発 JR富良野線 富良野・美瑛ノロッコ2号(美瑛行き)

帰りの列車がやってきました。偶然にも帰りもノロッコ号に乗ることが出来ました。

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最後に十勝岳をもう一度。

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ノロッコ号は地味に窓が開けられるのも好印象です。爽やかな夏の北海道の風を浴びながらのんびり。

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12:55 美瑛 着

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この客車の色使いを見ていると国鉄時代を思い出します。東京~大阪間の急行列車に使われていそうという勝手なイメージ。

美瑛からは旭川行きの普通列車に乗車します。

13:10 美瑛 発 JR富良野線 普通(旭川行き)

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13:42 旭川 着

画像は2014年の北海道旅行でもお世話になったJR北海道最強の普通列車「特別快速きたみ」です。懐かしいなぁ。普通列車でありながら、特急ノローツク…いやオホーツクとの時間差が少ないのが特徴。18きっぱーや北海道&東日本パス旅行者の強い味方。




旭川→増毛




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さて旭川まで戻ってきました。お次は増毛に向かいます。
JR留萌本線の留萌~増毛間はいつ廃線になってもおかしくないと言われていましたが、ついに2016年の冬に廃線されることが決定されました。絶望。廃止前に乗っておかねば…。

なお増毛ですが、ぞうもうではなくましけと読みます。独特の名前から、その筋の方々の最後の砦・最後の聖地として有名。

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JR北海道といえば40系かこの54形ですよね。落ち着きます。

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15:30旭川 発 JR函館本線・留萌本線 普通(増毛行き)

この15:30発の列車は旭川~増毛を直通運転する大変有能な列車です。この列車以外はすべて深川乗り換えになります。

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妙なテーブルが設置してありました。留萌線の車両はいわゆる集団見合い型の座席で、クロスシートが車両の真ん中に向かって配置されている独特な構造。転換クロスではないので、座席の向きを変更することは出来ません。

よって進行方向に対して後ろ向きに座らされることもあるんですよねえ。なんでこんな訳の分からない構造にしたんだろう。

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遠くのほうに少しだけ住宅が見えます。北海道では当たり前の景色。

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幌糠駅。この車掌車を再利用した駅舎もJR北海道ではおなじみ。

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峠下駅。JR留萌本線で、留萌以外に唯一列車の交換が可能な駅です。

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留萌着。2014年の旅ではここ留萌で下車しましたので、ここから先は未乗車区間。ゾクゾクしてきました。

(2018.5.5追記。留萌~増毛間の区間はすでに廃止されています。よってこの先の区間はすべて廃線、駅は廃駅済みです。)

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JR留萌本線は谷を突き破って留萌に達すると、海岸線を進みます。

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海を見るお地蔵さんが。何かいわれがあるのでしょうか。

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この寂れた港町がたまりません。絶景ではないですが、しみじみとした旅情が感じられる車窓。あぁ、良い景色だ…。

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ぽつんと駅舎があります。建っているというよりは置いてあるという言葉が似あう。

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海の見える駅、礼受。もう日没が近いです。明るいうちに乗れてよかった。

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間もなく終着、増毛です。

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17:39 増毛 着

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この先に線路はありません。JR枕崎駅などでも同じものを見ましたが、ここJR増毛駅では何だか切ない気持ちになってきます。

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JR増毛駅の駅舎。意外と立派ですよね。終着駅としての貫禄はあると思います。


さてこのまま折り返しの列車で旭川まで戻ります。せっかくなので増毛の町(村?)を歩きたかったのですが残念。

17:47 増毛 発 JR留萌本線 普通(深川行き)

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19:14 深川 着

この写真をいつ撮影したか記憶にないのですが、恐らく深川駅到着後に撮影したもの…のはずです。
いくら留萌線とは言え、1車両に私1人ということは無い…ですよね…?


ところで深川駅で、青春18きっぷで北海道を旅している上品なオジサマと少し話しました。留萌本線廃止の噂を聞きつけてやってきたとのこと。

上品な話し方をされる静かな方で、鉄道ファンはかくあるべきだと感じました。常識・モラルのない鉄道オタクばかりが目立つ中、こういう方に出会えると嬉しくなります。


深川からは渋々、エル特急スーパーカムイに乗ります。深川と旭川はすぐ近くの駅なのに、この時間帯に深川から旭川に至る普通列車が運行されていないのです。ひどい。JR東海のような汚さです。

19:36 深川 発 JR函館本線 L特急スーパーカムイ33号(旭川行き)

19:55 旭川 着




「5日目 ラベンダー香る富良野+廃線が決定した留萌本線で増毛へ」はこれでおしまいです。
今日はラベンダー畑も観光出来たし、廃止前に留萌本線にも乗ることが出来たし、収穫の多い一日でした。留萌線、廃止までにもう一度乗りに来れるかなぁ…。


明日は京都へ帰る日です。なのであまり遠くに行くわけにもいかず、1年ぶりに旭山動物園に行くことにします。なんたって私、旭山動物園の年間パスを持ってますので。(前回2014年に来たときにこっそり購入)

6日目へ続く


最後に5日目の列車のスケジュールを。

06:00 札幌 発
↓JR函館本線 普通(旭川行き)
08:52 旭川 着

09:56 旭川 発
↓JR富良野線 富良野・美瑛ノロッコ1号(富良野行き)
11:13 ラベンダー畑 着

12:15 ラベンダー畑 発
↓JR富良野線 富良野・美瑛ノロッコ2号(美瑛行き)
12:55 美瑛 着

13:10 美瑛 発
↓JR富良野線 普通(旭川行き)
13:42 旭川 着

15:30 旭川 発
↓JR函館本線・留萌本線 普通(増毛行き)
17:39 増毛 着

17:47 増毛 発
↓JR留萌本線 普通(深川行き)
19:14 深川 着

19:36 深川 発
↓JR函館本線 L特急スーパーカムイ33号(旭川行き)
19:55 旭川 着



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Author:ハル
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旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
 *目指せJR全線完乗*


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