FC2ブログ

留萌本線運休と初めてのJR宗谷本線 北海道フリーパスの旅2日目中編 

2016.12.31 05:21|北海道
北海道フリーパスの旅 in2016秋 まとめはこちら

北海道フリーパスの旅 in2016秋 2日目中編 留萌本線運休と初めてのJR宗谷本線
 富良野→旭川→美唄→幌延

1

1


2日目前編ではJR根室本線にて富良野まで移動しました。
2日目中編ではJR富良野線で旭川まで行き、旭川から深川を経由、増毛まで向かう予定で…した。
詳しくは後述。






富良野→旭川




1

富良野駅の待合室で1時間ほどのんびりしたのち、旭川行きの列車の発車時間が迫ってきましたのでホームへと向かいます。
跨線橋からの富良野駅構内。札幌を出たときは雷が轟く大荒れの天気でしたが、ここ富良野では青空が広がっています。天気は回復に向かいそうで一安心。

1

あ、すでに旭川行きの車両は入線しているんですね。急ぎましょう。
しかし贅沢にも2両編成ですか。これはよほど混むんでしょうかね?

1

マイタウン列車ラベンダーというよくわからない表示。別に観光列車でもない普通の列車なのに、何を主張したいんでしょうか。

1

お馴染みキハ40系。サボは特注のものっぽいです。ひょっとしてラベンダー色?

1

滞在時間は1時間ほどでした。さようなら富良野。

1

1

列車の車内へ。2両編成ですが、1枚目(1両目)はお馴染みのキハ40系のボックスシートの座席。
2枚目(2両目)はあまり見ないタイプの座席です。ロング+固定クロスのセミクロスに、片側に向かい合わせの1座席だけとは。阪和線の車両とちょっと似てる?

しっかしまあ絶望的なガラガラ具合。まだ列車の発車には時間があるので、これからたくさん乗ってくるんでしょう。

1

09:58 富良野 発 JR富良野線 普通(旭川行き)

いい感じの丘が見えています。鉄道の宿命で、丘の町美瑛とはいえ綺麗な丘を見ることはなかなか困難ですが、だからこそチラッと見える景色がかわいらしい。

1

で、問題の混雑具合ですが、こちらです。私を含めて1両に2人だけで、要するに悲惨な状況。これで鉄道として維持しろというほうが無理があるのでは…。
い、いや、これは時間的な問題ですね。平日の昼間にJR富良野線がそりゃ混む訳ないでしょ休日は観光客で混雑するんだから!!ホントなんだから!!

1

ガラガラなので車窓を思う存分楽しめます。JR富良野線は北海道らしい景色が展開されてオススメの路線。右側の非常に短いホームは臨時駅かな?

1

富良野線と言えば北海道でも有数の直線区間があります。北海道は道路も真っすぐですが、鉄道も真っすぐです。

1

1

中富良野を過ぎると私が2015夏の北海道旅行 5日目で訪れたラベンダー畑駅はもうすぐ。

1

そしてこの区間は石狩山地、十勝岳を眺められる区間でもあります。2015年と同じく山頂付近には雲がかかっていて残念。

1

1

しかし突然のどかな畑が姿を消し、泥が堆積して埋もれてしまった畑(田んぼ?)や、骨組みだけのビニールハウスなどが出現。明らかに雰囲気が一変しました。

これってやっぱり、2015年8~9月の一連の台風による被害の爪痕ですか?
この被害は我々内地にも大きく影響しています。野菜の値上がりが酷いことで実感している方も多いはず。その野菜たちは本来ここから来るはずだったんですよ。

1

と、車窓左側に見覚えのある景色が見えました。2015年にも訪れたラベンダー畑 ファーム富田です

1

残念ながら臨時駅ラベンダー畑駅は撮り逃してしまいましたが、ここからは私も乗ったことがある区間です。これでJR富良野線は完乗達成!

余談ですが、富良野線の列車は暖房が効きすぎていてめちゃくちゃ暑かったです。大荒れで極寒の札幌から来たので、温度の変化が凄い。こんなことを繰り返してると体調を崩しそうです。秋に北海道の鉄道に乗る場合は服装に注意。十分な防寒装備はもちろんですが、脱ぎ着しやすい服装のほうがいいですよ。

1

のんびり富良野線の車窓を楽しんでいると、突然黒い雲が空を覆って一気に暗くなりました。なんだなんだこの変わりようは。

1

怪しげな雲が頭上を覆い…そして振り出す雨。

1

旭川に着くころには大粒の雨と、強風。これはちょっとまずいんじゃないだろうか…。

1

11:10 旭川 着

1年ぶりの旭川駅!相変わらず骨組み丸出しの開放感ある駅舎。

1

私が旭川駅に着くとほぼ同時に網走行きの特急オホーツクが発車していきました。オホーツクには予定通りなら2日後の旅4日目に乗ります。

1

この旭川駅の通路もお馴染み。旭川駅は地上の改札から一段上がって通路があって、さらに一段上がって発着ホーム、という三段構造の高架駅です。

1

次の列車まで30分ほど時間があるので改札口を冷やかしてきました。
お、いつか乗りたいと思っている快速なよろが3番線から発車するみたいです。見に行きましょう。

1

1

快速と名前が付くだけで高性能そうな印象ですが、快速なのにキハ40系というのはさておき。
しかしなかなかどうして、中はお客さんでいっぱい!宗谷本線の旅客需要はなかなか侮れないようです。そういえば宗谷本線は名寄以北が壊滅的なだけで、名寄まではそこそこ善戦してるんでしたか。




旭川→深川?




1

1

さて快速なよろを見送り、しばしぼんやりしたのち、私の乗る列車がやってきました。
札幌行きのエル特急スーパーカムイ!これで深川まで行き、そこから留萌線に乗車します。

11時と12時台はスーパーカムイが1時間に1本しかないので結構待たされました。
というか旭川から岩見沢までの時刻表が酷い。特急は1時間に1~3本走りますが、普通列車に至っては

06:28 手稲行き
08:10 滝川行き
10:21 滝川行き
13:40 滝川行き
(15:14 増毛行き)
16:10 岩見沢行き

乗れるものなら乗ってみろと言わんばかり。なんという露骨な特急誘導。幹線の函館本線なのに、普通列車は2~3時間に1本……。

まあ私は北海道フリーパスを持っているので特急に乗りますけれども。

1

12:00 旭川 発 JR函館本線 L特急スーパーカムイ20号(札幌行き)

しかし旭川駅を出ても外は相変わらず豪雨・強風。これ、海沿いを行く留萌本線に遅れが発生していたりしないだろうか?

一応確認してみるか……と、スマートフォンでJR北海道のウェブサイトを開いて、目に飛び込んできた文字がこちら。


















JR留萌本線 強風のため運休











は?


いやいやいや言ってるそばからもう深川に着いちゃいますよ。どうすんのこれ。

1

頭が真っ白になりましたが、とりあえず本来降りるはずだった深川駅は通過。

「廃止前に留萌線に乗るはずだったのに、今日乗れなければもう機会が無いのでは?」という危機もありますが、それよりも今日どうしよう。まだお昼の12時で、ホテルにこもって不貞寝という選択肢はありません。

そこからはもう時刻表を急いでめくりつつ今後のスケジュールを思案。万が一のことを考えて紙の時刻表を持ってきていて助かりました。この作業はスマホでは追いつかない。


それでいろいろ考えた結果、このままスーパーカムイに乗車して美唄駅で下車。美唄から特急サロベツに乗り換えて旭川方面に逆走し、宗谷本線に入るというプランを採りました。
本来6日目に行うはずだった宗谷本線、稚内まで往復するスケジュールですが、急遽前倒して2日目に実施することに。

しかしこのプランには欠点があります。それは、これから稚内まで行ってしまうと稚内着は18:22
稚内から旭川への特急の終電はなんと17:00発。つまり終電を逃す格好になってしまって、宿もない稚内で夜を過ごすことになります。いやいや冗談でなく凍死するから。

行ける所まで行こうと思ってダイヤを調べた結果、どうやら幌延駅までは行けることが分かりました。

1

12:49 美唄 着

前編で「まあ美唄なんて辺鄙な駅、降り立つ事はまず無いでしょうな」などと言った報いがこれです。

1

無駄に豪華な作りの美唄駅の階段。円形にする必要ありました?

1

本来は深川駅で留萌線の列車を待つ間に食料を仕入れようと思っていたので手持ちの食料はゼロ。このまま宗谷線に入ると餓死しかねません。
乗り換えの列車には20分しか時間がないので、急いで駅前のスーパーで食料を仕入れることに。

1

最近旅慣れて来て、旅先でスーパーを活用すると食費が抑えられることに気が付きました。

ここで食料を仕入れられて良かったです。もうお腹ペコペコ。(※富良野駅で食べたうどんはすでに消化されています)

1

美唄駅の外観はこちら。豆腐のくせに内部は無駄に凝っていてお金の無駄遣い。

1

駅の中に貼られていた広告です。JR北海道の再生はもうJR北海道だけの改革だけでは無理だと思わなくもないです。
もう公共性に鑑みて再国有化しか手段は無いかと。たるみ国鉄を改革するのはともかく、何でもかんでも民営化すればいいというものではないんですよ。鉄道は利益追求のための物ではなく、公共交通機関なのです。

1

カメラはこういう明暗の差が大きい描写は苦手ですが、割といい感じに撮れました。
美唄駅ののどかな感じが表現できたかと。

1

何も考えずに撮影すると、このように背景が白飛びしてしまうことが非常に多い。

話が逸れました。ホームへと向かいましょう。

1

おお!意外とカッコいい!!個性のないスーパー宗谷よりも私がこっちのほうが好きだな。
ヘッドマークには宗谷本線の車窓からも見える利尻富士の雄姿と、宗谷本線沿線で咲くエゾカンゾウという花が描かれています。最近はヘッドマークのある列車を見る機会も随分と減りました。今では貴重な存在です。





美唄→幌延




1

13:11 美唄 発 JR宗谷本線 特急サロベツ(稚内行き)

宗谷本線には特急サロベツと特急スーパー宗谷の2つの特急が走っていますが、両者の関係は微妙です。どちらも同じ札幌~稚内の同じ区間を走り、差がありません。同じ区間を走るのに異なる名称を与えられるというのはかなり珍しい事例かと。

車両と所要時間は差別化されており、スーパー宗谷は261系気動車で最高時速130 km。一方サロベツはキハ183系で最高時速は120 km。
サロベツの車両を見ているとかつての特急「おおぞら」や急行「利尻」の雄姿が思い浮かびます。

先にも言いましたが、私はサロベツの車両のほうが好きですね。何だか柔らかくて温かみのある雰囲気を感じます。座席もスーパー宗谷のものは固く、サロベツのものはゆったりしている気がします。たぶん同じことを、スーパー北斗と北斗に乗る場面でも言います。

1

JR北海道では普通列車より特急列車のほうが混雑しています。サロベツも意外と混んでいてびっくり。まあ普通列車がまともに走ってませんからね。
ちなみに編成は、1・2両目が指定席、3両目が自由席です。指定席のほうが混雑が激しいのはお馴染み。

しかし多くのお客さんは滝川や旭川で下車されました。サロベツをスーパーカムイの代わりに使うのか…。

噂による次のダイヤ改正で、オホーツクやサロベツ・スーパー宗谷の運行距離を縮めて旭川発着に短縮するそうですね。札幌からの旅客にとっては不便になるでしょうし、これらの列車が函館本線内の移動に使われている現状を考えるとどうなのかな、とも思ってしまいます。

(2016.12.26追記 2017年3月のダイヤ改正で、特急スーパー宗谷は廃止されることが決定しました。代わりに特急宗谷が札幌-稚内間、特急サロベツが旭川-稚内の運行に変更されます。)

1

先ほど居た旭川駅にまた舞い戻ってきました。

1

さて旭川からJR宗谷本線に入ります。ここからは完璧に未乗車区間。どきどき。
どうでもいいですが旭川~新旭川は宗谷本線であり、石北本線の所属では無いのでご注意下さい。

1

1

発寒と和寒はよく似た駅名ですがどちらも寒そう。和寒のほうは朝に家を出て
「わっ、さむ~い」と言う感じのイメージでしょうか。

なに私の発言のほうがよほど寒い?ごもっとも

1

宗谷本線に入ると再び青空が広がって来ました。今日は移動するたび天気がコロコロ変わります。

1

1

士別、名寄と停車。名寄ではまた曇ってきました。

1

1

遠くに見える山はもうすっかり雪化粧。北海道は平野部ではまだ今年は雪が降っていませんが、せめて私が滞在している間は降らずにいてくれると嬉しい。←フラグ。

1

1

美深駅に到着。美深という可愛らしい駅名からは想像できない都市的な駅舎。JR根室線の赤平駅でも言いましたが、やっぱりビルの駅舎は微妙。

1

美深発車時のお客さんはこんな感じ。まあ人が居るだけマシですが、ガラガラと言って差し支えない状況。

1

1

豊清水駅で数分間運転停車して対向の札幌行き特急サロベツと待ち合わせ。特急オホーツクと同じタイプの車両ですね。
え、宗谷本線?もちろん単線ですよ。宗谷本線の実態は長大なローカル線なので。

ところでこの時点で、列車に14分の遅れが生じていることを知りました。まあ14分くらいなら大丈夫。まさかこれ以上遅れるようなことはないでしょう。←フラグ

1

1

音威子府に到着した頃に暗くなってきました。音威子府駅は私が好きな駅名の一つですが、予定では明日下車することになります。

1

列車は天塩川を左に見ながら蛇行。川に沿って北を目指します。
内地の川とは何となく様子が違うなぁと思ってぼんやり見ていましたが、そういえば北海道は地質的に若い土地なので、河川の河原が発達していないと聞いた事があります。なるほど言われてみればそうかも。

1

その天塩川の河原に2台の車が止まっているのを発見しました。こんなところで何をしているんでしょうかね。実に怪しい。
この車は明日も登場します。

1

天塩中川駅到着時にはもう日が暮れて暗くなってきました。

1

1

17:22 幌延 着

幌延到着時にはもうすっかり真っ暗。美唄から幌延まで4時間の旅でした。4時間と聞くとうんざりするかもしれませんが、乗っている私からすれば実にあっという間でした。そしてサロベツの後姿はオホーツクと同じ姿だったのね。

1

列車が行ってしまうとそこは音一つない無人のホーム。私一人しか下車しませんでした。
しかし相対式ホームで2面2線と宗谷本線の駅としては破格の豪華さ。それもそのはず、かつて幌延駅は留萌本線の留萌駅から日本海沿いに北上していた羽幌線の終着駅でした。羽幌線は1987年に廃線になりましたが、道北の鉄道は廃止に次ぐ廃止で、2016年現在宗谷本線しか残っていません。
もはや何を言っても虚しい。





さて2日目中編はここまでとします。本来この日は留萌線に乗るはずだったのにまさかの運休で、急遽宗谷本線に乗ることになりました。
まだ2日目ですが、すでにハプニング続発の旅がその本性を現していたのです。なんか私の旅って、いつも問題が起こっているような……。

2日目後編では幌延から旭川まで帰ります。このまま何事もなく帰れると思うのは、甘いです。実に甘い。

2日目 後編へ続く



にほんブログ村

関連記事

テーマ:国内旅行
ジャンル:旅行

コメント

非公開コメント

07 | 2018/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
プロフィール

ハル

Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
 *目指せJR全線完乗*


旅行記まとめはこちら


・JR乗りつぶし状況(2018.6.3時点)
・紛失したスマートフォンをJR大船駅に届け出てくれた方へ

最新記事

カテゴリ

最新コメント

訪問者

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる