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賑やかな大気光学現象を見ながらリベンジの函館へ 北海道フリーパスの旅 7日目前編 

2017.03.11 22:50|北海道
北海道フリーパスの旅 in2016秋 まとめはこちら

北海道フリーパスの旅 in2016秋 7日目前編 賑やかな大気光学現象を見ながらリベンジの函館へ
 苫小牧→岩見沢→札幌→函館

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6日目は観光をしようと函館を訪れたけれども、悪天候で断念したところまででした。
しかし函館観光自体は断じて諦めるわけにはいきません。そこで7日目は函館リベンジです。2日連続で日帰り函館を強行します!






苫小牧→岩見沢→札幌




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7日目の空はスッキリ晴れ渡っていていい感じ。

ところで私がなぜ、6日目の宿にまともな飲食店も存在しないド田舎の苫小牧などを選んだのか。ちゃんと理由があります。

それは、JR室蘭本線の未乗車区間を埋めるためです。
2015夏の北海道旅行 2日目で夕張を訪れたときにJR室蘭本線の苫小牧-追分間を乗車したのですが、そのせいで追分-岩見沢間が取り残されることになりました。しかもこの区間、札幌に近い癖にやたらと列車の接続が悪く、乗りにくいことこの上ない。

時間を一番効率よく使えるのが苫小牧に宿泊して始発で岩見沢まで乗り通す策だったので、こうしてわざわざ苫小牧に宿泊したわけです。

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というわけで早朝のJR苫小牧駅に。早朝と言っても午前6時なのでそこまで早くは無いんですが、人っ子一人居ない駅。やはりド田舎か…。
(昨日飲食店が全部閉まっていたことを相当根に持っているので、苫小牧の印象は最低です)

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今日は苫小牧駅始発の岩見沢行きの普通列車からスタートです。

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う~ん実にいい天気。これは期待できそう。

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ホームではすでに列車が待っていました。岩見沢-苫小牧を結ぶ室蘭本線はそれぞれ札幌近郊の都市同士を結ぶ路線ですが、ほぼ千歳線と並行しているため完全に忘れ去られている路線です。
ドル箱路線である千歳線との扱いの差は歴然。車両もオンボロのキハ40系です。まあでも千歳線に入る列車はロングシートの733系なので、そっちよりはマシか。

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まあ一応先頭から撮影しておきましょう。正面は清掃が行き届いているのか、割と滑らかで綺麗な顔をしてますね。
というか室蘭線のくせに、生意気に2両編成とは!

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一応駅名標も撮っておきましょう。では列車に乗り込みます。

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出ました!北海道で稀によくある一両にお客さん一人!!私の貸し切り列車!
この惨状なのに2両を連結して走るとか、JR北海道は何を考えているのでしょうか?

と、この時は思っていました。完全に油断していました。ローカル線の室蘭線などに乗るお客は居ないだろう、と…。

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06:10 苫小牧 発 JR室蘭本線 普通(岩見沢行き)

室蘭線と千歳線はしばらく並走して進みます。見てくださいあっちは電化されてますよ。こっちはもちろん非電化ディーゼル。まあディーゼル車のぶるんぶるんという発車の振動や煙の臭いは嫌いじゃないですけどね。

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追分駅に到着。ここからは未乗車区間です。追分という駅名は全国各地にありますが、やはり良い駅名。信濃追分とかすごくいい。

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ずっと私一人の車両でルンルン気分だったのですが、そう、問題は由仁駅なのです。
怪しげな人間の集団が見えてきました。

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このザマです。突然もの凄い数の人がドヤドヤと押し寄せてきて唖然。あれよあれよという間に車内は満員電車に。
さすがに東京並みとは言いませんが、JR北海道では非常に稀な混雑っぷり。乗車率180%くらいかと。

その後も断続的にお客さんは増え続けるばかり。
ついに途中駅で、ホームから車内にお客さんが入れなくなってしまいました。これは尋常ならざる事態。

運転士さん(もちろんワンマン運転)が何度も「車内中ほどまで進んでください!!」と叫んだのに、客が出入り口付近に固まっているために乗降出来ないと。
ついに本来は閉めたままのドアも全部開放するというワンマン列車の禁じ手を使ったのに、それでも入れない。記憶が怪しいですが、積み残しが発生した可能性すらあります。

なぜこの列車が2両編成なのか、ようやくその理由がわかりました。おのれ、諮ったな!JR北海道!
JR北海道の列車に乗るときに無駄に2両や3両編成の車両が来たら、注意を要することを学びました。

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07:41 岩見沢 着

実は混雑の影響で8分くらい遅延して岩見沢駅に到着しました。
自分のことだけしか考えられずに出入り口に固まる無礼者たちもどうかと思いますが、そもそもこれって旅行客ではなく通勤通学の旅客なので、毎日のことではないのでしょうか。

毎日こんなおしくらまんじゅうをしているのなら、気を使って車内の中のほうまで進みましょうよ。
そしてJR北海道も、出来るなら3両繋いだら解決できると思います。2両はちょっと無理。

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なんにせよこれでJR室蘭本線は全区間完全乗車。

さて地獄の満員電車からペッと吐き出された私はしばらく呆然としていましたが、口を開けた列車が近づいてきたので観察することにしました。
そのまま列車はガッチャンコと連結。

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中に入ってみると快速エアポートでお馴染みの721系でした。列車名は普通「手稲行き」
ガラガラで実にいいじゃないですか。実はこの後札幌に戻るのですが、予定では08:18スーパーカムイに乗る予定でした。

しかしスーパーカムイは岩見沢からの乗車だとたぶん座れないと予想されます。一方こちらは快適な721系しかもガラガラ。
よって予定を変更してこの普通手稲行きの列車で札幌まで向かうことにします。

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08:09 岩見沢 発 JR函館本線 普通(手稲行き)

実はこの列車は旭川始発の列車なので、札幌のさらに向こうの手稲まで走るなかなかの長距離列車。
途中岩見沢駅で連結のため13分停車しました。

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08:58 札幌 着

私の中では岩見沢と札幌ってお隣であっという間という印象でしたが、普通列車では50分かかりました。実はなかなか遠いんですね。
どうも特急ばかりに乗っていると距離感覚が麻痺して来ます。




札幌→函館




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さて本日も函館まで大移動を開始します。
内地の人間は札幌-函館を気軽に移動できる距離だと錯覚しているようですが、直線距離ならともかく、内浦湾をぐるっと回るため実はメチャメチャ遠いです。

たぶん、よく観光パンフレットなどに「札幌・小樽・函館周遊!!」みたいな文句が書かれているのを見ますが、これが犯人だと思います。
こう書くと「大阪・京都・神戸」ぐらいの感じかな?と錯覚を起こしますが、札幌と函館は300 kmほど離れています。
300 kmというと京都からでは広島あたりまででしょうか。東京からだと仙台や名古屋の手前?

「広島なんて新幹線ですぐじゃん」という人は、ぜひ山陽本線の普通列車で京都から広島に行ってみて下さい。絶対うんざりするので

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さて函館までは特急北斗号に乗車します。スーパー北斗ではなく、あえて北斗を選びました。

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09:30 札幌 発 JR千歳線 特急北斗8号(函館行き)

やっぱりこの座席が好き。スーパー北斗はなんか落ち着かない。お客さんはまあまあといったところ。

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解体されているビルを見ながら、札幌駅で買ったおにぎりとサンドイッチで朝食です。特急列車はごく当たり前に食事をとれるので助かります。
普通列車でも転換クロス車ならほぼ特急と同じですが、キハ40みたいなボックスシートではちょっと憚られます。ロングシート?ありゃ論外。

宮脇俊三氏はよく車内でお酒を飲んでいる描写がありましたが「ロングシートで酒を飲むと住所不定のアル中に見える」と言っていました。

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昨日同じ場所で撮った写真と見比べると、明らかに今日は天気が良い。
しかし同じ人間が撮影しているとはいえ、やっぱりシャッターを切るタイミングは同じなんだな、と苦笑。ちょうど函館線から千歳線に入るタイミング。

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雲一つない快晴の空。札幌でこんなに気持ちの良い空を見たのは久しぶり。

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列車はあっという間に千歳線を駆け抜け、室蘭本線に入り内浦湾に出ます。

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昨日は霞んでいた有珠山(?)も今日はくっきり。

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広々とした明るい車内から見える内浦湾と伸びるレール。お気に入りの写真です。

しかしこのアングルどっかで見たことあるなあ、と思っていましたが、何のことはない私が2015夏の北海道旅行で、やはり函館本線のほぼ同じアングルの写真を撮影していました。しかも撮影場所も近そう。

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ぼんやりと窓からの景色を見ていた時のこと。やけに太陽が明るいなあ、とかアホみたいに考えていましたが、しばらくしてようやく虹色の光に気が付きました。

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これです。写真でもくっきり写るくらいなので肉眼ではもっとはっきり見えます。
しかもよく見ると、他にも虹色がたくさんあるじゃないですか!

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分かりますかね?写真中央左とか、右上とかに虹色の光が見えます。

実はこれ大気光学現象という現象らしいです。
私は詳しくは知らなかったのですが、この日の夜のニュースで「札幌で激レア現象!!」みたいなニュースが流れてビックリしました。

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©ウェザーニュース

ウェザーニュースでも画像付きで紹介されていました。
wikipediaさん曰く「大気そのものや、大気中の水滴や氷晶(雲や霧など)によって、太陽又は月の光が反射、屈折、回折などを起こすことによって見える光学現象一般を指す。」とか。

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写真を見る限り、さっきの上に向いた弧がタンジェントアークで、この写真の中央部が下部ラテラルアーク、太陽の周りをぐるっと回っているのがハロで、幻日も見えています。
様々な光学現象が入り乱れて、本当に華やかな空を楽しむことが出来ました。いやあ、まさか北海道旅行中にこんなレアな現象に巡り合えるとは。なかなか運が良い。

ところで観天望気の一つに「太陽や月に暈がかかると雨が近い」というものがあるんですが。大丈夫ですよね?ね?

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これまたぼんやりと車窓を見ていましたが、、内浦湾を挟んで対岸に富士山と見間違える山が見えました。写真中央部です。かなりうっすらなので見えにくいですが見えるでしょうか。

旅行中はなんという山なのか分かりませんでしたが、今地図で調べるとまさに富士山と酷似した山がありました。
羊蹄山です。ほぼ完全な円錐形で、富士山によく似た姿から蝦夷富士とも呼ばれているそう。

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昨日は霞んでよく見えなかった駒ケ岳も今日はくっきり。あまりに滑らかに水面に落ちていくので、水面との境をつい撮影しました。
海に浮かぶ姿は鹿児島の桜島を思い出します。あっちは雨降っていてほとんど見えなかったけど。

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突然視界が舞い飛ぶ鳥で埋め尽くされ、車内からもどよめきが起こりました。地震でも起こるんじゃないかと気が気ではなかったです。

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一通り飛び回った後は綺麗に並ぶ鳥(カモメ?)たち。見事に等間隔で面白かったです。鴨川の等間隔カップルを想像しました。

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駒ケ岳のふもとを回り始めると素敵な駅名の姫川駅を通過。今度のダイヤ改正で廃止されるんでしたっけ?

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駒ケ岳のふもとを回る際は右に左に蛇行するので、列車の先頭部分が見えます。列車旅の楽しい瞬間。

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駒ケ岳の山頂部分が見えました。溶岩っぽい黒い岩に覆われたゴツゴツした山肌で、これぞ火山といった印象。

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姫川を過ぎるとまもなく車窓両方になかなか味のある湖が見えてきます。
車窓左手が大沼で

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車窓右手が小沼です。これもなかなかいい感じに撮影出来ました。車窓に広がる静かな湖畔、みたいなイメージでどうでしょうか。

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二つの沼を過ぎると大沼公園駅です。外国人に大人気。

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なかなか悪くない感じの小さな駅を通過。クロマイト作戦で有名なインチョン(仁川)と読みそうになりました。正しくは仁山(にやま)。

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13:24 函館 着

札幌からは4時間の道のりでした。往復8時間なので、まあなんとか日帰り圏内かな。

お天気は若干曇っている気もしますが、まあ大丈夫!!これなら函館観光が出来る!!!!
ちなみに駅のホームからすぐ前の前に、山頂に施設のある山が見えます。函館山です。今日はあそこから函館の夜景を見ますよ!

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JR函館駅はもちろん函館本線の終着駅なので、頭端式ホームです。
以前函館駅に来たのは、夜行急行はまなすに乗った2015年のことで、当時は真夜中の3時くらいに到着しました。

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函館駅の頭端式ホームの割に改札が一番端っこにあるので、一番端のホームからはかなり歩く必要があります。ちょっと面倒くさいです。
高松駅や長崎駅はちゃんと考えて改札が中央部に作られてあるんですけどね。

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1年前真っ暗で何も見えなかった函館駅は、実はこんな感じだったんですね。





函館駅に到着したところで7日目前編はここまでとします!中編では函館市内を観光します。夜景はさらに後編までお預け。

7日目 中編へ続く



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Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
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