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特急ワイドビューしなので信州へ 真夏の信州に行ってきた 1日目前編 

2017.09.02 22:11|関東・中部・東海
真夏の信州に行ってきた まとめはこちら

真夏の信州に行ってきた 1日目前編 特急ワイドビューしなので信州へ
 京都→米原→名古屋→塩尻→小淵沢




©google maps





2017年 8月某日 06:30 JR京都駅

さて三年間計画するも叶わなかった信州への旅行ですが、2017年に晴れて決行することが出来ました。
時は夏真っ盛りの8月、世間は絶賛お盆休み中です。

私は元来人込みを嫌う人間でして、人間の群れを見るとそれだけで吐きそうになるんですがそれはともかく、混雑必至のお盆期間はこれまでも旅行には出かけず、家でのんびりするのが例年の過ごし方でした。

しかし今年は仕事が急に多忙になり、お盆期間しか休みが取れなかったためこのような由々しき事態になっています。

お盆といえば毎年マスコミが嬉しそうに「新幹線の乗車率が200%!!」とか「小仏トンネルを先頭に何十キロの渋滞!!」とか喚いている通り、混雑するのが常です。

この際混雑はある程度甘んじて受け入れるしかあるまい、と覚悟は決めています。せめてもの抵抗として、お盆の真ん中に旅行を実施しました。
お盆が始まってすぐだとはるばる東京に出てきた田舎者(失礼)が帰省するため、下り列車が混むでしょう。お盆の終盤だと東京に帰るため、上り列車が混むでしょう。

しかし真ん中ならば?人々の移動は比較的少ないのではないか?そのような思案の結果が、今回のお盆中盤での決行です。この予想が吉と出るか凶と出るか。

では旅行記スタートです。






京都→米原→名古屋






06:33 京都 発 JR琵琶湖線 普通(長浜行き)

この旅最初の列車はお馴染み普通列車、長浜行き。私には関係ない話ですが、終着長浜まで行くのは前4両なのでご注意を。

ところでこの旅なんですが、実は前日まで決行するかどうか悩んでいました。それは天気のせい。
7~2日前まで気象庁もウェザーニューズも、信州・富士山方面は晴れの予報を出していました。


ウェザーニュース

ところが旅行開始前日になっていきなりコレですよ。翌日の天気すらロクに予報出来ず、前日に無言で何の断りもなく快晴から雨に変えるくらいならもう天気予報なんかやめてしまえ、とイライラが募るばかりですが、まあ仕方がない。それだけ天気予報というのは難しいのでしょう。

2014年も天候不順で旅行を延期した苦い思い出があります。今回もギリギリまで迷ったのですが、旅行1日目は何とか晴れそうだし、気象予報士は信用できないゆえに2日目の天気もまだ変わるかもしれない。そんな希望にすがってGO/NoGoはGOと決断しました。





07:42 米原 着

JR京都線区間は特に語ることもなく米原へ到着。

さてこの先です。この先は名古屋方面に向かいますが
「どうせまた新快速に乗って名古屋に向かうんだろう?ワンパターンめ」
とお思いの皆さま。

今回の私は一味違います!



なんと東海道新幹線を使います!!俗にいう新幹線ワープ

基本の移動には青春18きっぷを使い、列車の乗り継ぎが不便な区間を高速鉄道や特急を使うというワープ技術は、青春18きっぷの旅では有効です。

有名どころでは普通列車が混雑する上にのろい静岡~浜松や、列車の本数が少ない相生~岡山など。私の経験上では函館本線の滝川-深川-旭川間なんかは露骨な特急誘導でしたね。



というわけで新幹線ホームへ。米原駅から新幹線に乗るのは初めて。以前東海道新幹線に乗ったのは…確か、3年前に牛タンを食べに仙台に行った帰りに熱海から乗ったんだったっけ?ほんとは在来線で帰るつもりだったんですが、宇宙博で人間たちの群れに汚染された結果体調を崩した苦い思い出が。





当初の予定では後発のひかり510号に乗車する予定でしたが、先発のひかり508号に間に合ったのでそちらに乗ることに。今回はお金をケチって、というより短時間の乗車なので指定席を取らずに自由席特急券を買ったので、どの時間の列車に乗っても大丈夫です。

さて思い出していただきたいのは、現在は絶賛お盆中ということです。よくニュースで大混雑している東海道新幹線を見ますが、まさに今その新幹線に乗ろうとしているのです。
写真の通り、自由席は1-5号車の5両のみ。さて、果たして座れるのか……。





さあ新幹線様が来ましたよ!普通列車もいいけれど、たまに乗る特急や新幹線もやっぱりステキ。
(ちなみに新幹線を撮影しているのは私だけでした。お金持ちの皆さまはきっと新幹線に乗ることなど日常茶飯事なのでしょう……)



さあ座れるのかどうなのか、とドキドキしながら乗車しましたが、ご覧のようにガラガラ。深夜の九州新幹線並みのガラガラさです。
やはりお盆の前半と後半を避けた頭脳プレーが功を奏したのでしょう。



07:57 米原 発 東海道新幹線 ひかり508号(東京行き)

こちらが新幹線の座席。結構背もたれが薄いんですよね。普通に座るぶんには快適ですが、在来線特急のグリーン席のほうがずっと豪華です。所詮自由席ですもんね。





何度も通っている米原-名古屋の区間ですが、新幹線から眺めるのはほぼ初めて。新幹線は高架を走るので眺望が良くて快適です。
東北新幹線や山陽新幹線はトンネルばかりでモグラと呼ばれて蔑まれていますが、用地買収が強引に出来る時代に作られた東海道新幹線はなかなか眺めがよいのが特徴。



岐阜羽島駅に到着。こんな存在価値に疑問符が付く駅にもひかり号は停車します。
ひかり508号は浜松や静岡などはぶっ飛ばすので、これらの駅は岐阜羽島駅以下ということに。静岡県民はこの事実を知るときっと大激怒するでしょう。



さてJR東海でおなじみのオレンジのラインが入った量産型列車。いつもはあっちに乗って指をくわえて新幹線を眺めるのですが、今回ばかりはこっちが羨望のまなざしを浴びる側。無敵になった気分です。

実際は札束でビンタしているだけ





08:28 名古屋 着

都会っぽいビルが見えてくるとすぐに名古屋に到着。米原から名古屋まで約30分。新快速なら1時間20分といったところなので、さすがに新幹線は早い。

しかし東京-新函館北斗間が最速達4時間というのを考えると、米原-名古屋ごときで30分というのは少々遅いと感じざるを得ません。秒速30万 kmにしては遅いなあ。



名古屋から東京方面に向かう人々。ホームは割と混雑していましたが、ひかり号に乗車する人はそれほど多くない。
やっぱりみんな少しでも早く目的地に向かおうとのぞみ号に乗るのかな。



さて在来線乗り換え口から在来線乗り場へ。列車の発車時刻を示すLED発車標は見ているだけで楽しいです。




名古屋→塩尻




さて名古屋駅に到着しました。この先は中津川・塩尻方面に向かいますが
「どうせまた中央本線に乗って塩尻に向かうんだろう?ワンパターンめ」
とお思いの皆さま。

今回の私は一味違います!



なんと特急しなの号を使います!!俗にいう特急ワープ

このやり取りさっきも見たぞ

「新幹線だけではなく特急まで使うとはこの不心得者め、18きっぱーの風上にも置けん」と激怒する方もいるでしょうが、そしてこの話は前にもどこかでしましたが
私は「特急など邪道だ!!普通列車のみしか認めないふじこふじこ!」という過激派・原理主義者ではありません。

速達性と便利さに鑑みて特急や新幹線を利用することもありますし、今回の場合だと
「中央本線は昨年完乗済み。初めての区間だと出来れば普通列車で乗りたいが、乗車済みの区間は別にそうでもない。」という私情もありますし、
「京都から野辺山に寄ってさらにJR小海線を完乗するには特急を利用しないと、小諸の山奥あたりで野宿する羽目になるという現実的な事情もあります。

あの宮脇俊三氏でさえ、目的地までは新幹線や特急を利用しまくってましたしね。あの頃は寝台列車がまだまだ残っていた古き良き時代。寝台列車だと朝起きたら目的地についているので時間を効率的に使えるんですよね。新幹線では出来ない芸当。





さて旅行記に戻ります。名古屋駅10番乗り場へ。向かいの11番乗り場には特急列車が発車を待っていました。8:43発の富山行き、エル特急ワイドビューひだ3号です。終着富山には12:29着。今では珍しいエル特急。JR北海道のL特急スーパーカムイも廃止になりましたしね。


私がホームに上がってすぐにひだ号は発車していきましたが、その際にエンジンのもの凄い轟音と朦々とした煙をまき散らしていきました。写真にも映っています。

ひだ号はキハ85系が充当されており、あの煙から見てわかる通り気動車です。北海道あたりで気動車を見ると旅に出た感触を得られていい気分なんですが、このひだ号はちょっと派手に煙を上げすぎていて、物理的に臭かったです。

この程良く臭うディーゼルスメルは本艦がディーゼル特急の傑作である事の証なんだよ



さてそんなひだ号を見送ると、いよいよ私が乗る特急ワイドビューしなの5号が入線してきました。



車両番号はクモハ383-17。しなの号には電車特急の383系電車が使われるようです。中央本線はさすがに全線電化されているんですね。

「クモ」は制御電動車
「ハ」は 普通車
を表します。

知っておくと列車に乗るのがちょっと楽しくなる知識です。普段乗る通勤の車両は「モハ」や「サハ」が多いでしょうな。



さて私がしなの号発車の30分前からホームに並んでいるのは、コレです。混雑です。
実はブルジョア化した私は、しなの号の指定席を取ろうと画策していました。しかし駅員さんは無情な一言。
「すべて満席です」

お盆中の在来線特急はそんなに混まないと聞いて油断していました。指定席が満席となると、自由席もかなり厳しい状況でしょう。さすがに名古屋から塩尻まで2時間たちっぱなしは御免被りたいところ。
確実に座れるようにするため、こうして30分前から並んでいたわけです。
ちなみに8両編成で、1~6が指定車、7~8が自由席です。6両も指定車を連結しているのに全部満席とか、しなの号は大人気。



さてしなの号内部に侵入!ガラガラじゃん、と思うのは早計です。



一瞬でコレですからね。次から次へとお客が入ってきて、名古屋駅発車時点で立ち乗り客も出る始末。こりゃあ早めに並んでいてよかった……。

ちなみに今回は進行方向右側の座席を確保しました。
前回、1年前の関東・東北一周の旅では左側の席に座ったので今回は逆側、ということです。

まあ結論から言いますと、中央西線は左側のほうが楽しめると思います。木曽川と寝覚の床を楽しめるのは進行方向左側だけ。右側も山々が望めるそうですが、今回は雲が多くてよく分かりませんでした。



09:00 名古屋 発 JR中央本線 特急ワイドビューしなの5号(長野行き)

いよいよ特急しなの号の旅がスタートです!

さて無事にしなの号の席も確保出来たことだし、おなじみのきっぷ紹介コーナーに行きましょう。まずは2017年夏の青春18きっぷ。今日が1回目です。






続いて米原から名古屋までの新幹線自由席特急券、1730円也
さらに名古屋から塩尻までの自由席特急券、1080円也。

隠れて見えませんが後ろには米原から塩尻までの乗車券、こちらが4,430円。合計で7,240円。

7,240円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、私が前回旅行に出たのは去年の10月なので10か月前です。
この10か月、旅行にも行かず馬車馬のように真面目に働いて数百万円を稼いだわけで、そう考えると決して高い買い物ではありません。自分へのご褒美(笑)です。





しなの号は千種、多治見と停車して旅客扱いを行います。
多治見で思い出しましたが、この旅でJR東海の路線にはほとんど乗車済みということになりました。しかし中央線と高山本線には完乗済みなのですが、多治見と美濃太田を結ぶ太多線とかいうよく分からない路線が見事に取り残されてしまいました。その存在を完全に忘れていた。太多線に乗るためだけにまたここまでくるとか正直勘弁してほしいところ。





ほぼ1年前にも訪れた中津川駅に到着。

懐かしく思って過去の旅行記を振り返っていると、笑いました。



コレです。関東・東北一周の旅1日目で、私は中津川駅でしなの号を目撃していましたが、そのしなの号とはまさに今私が乗っているこのしなの5号です。
旅行記を書くと当時のことを鮮明に思い出すことが出来ていいものですね。

ん?ということは中津川までは普通列車で来て、中津川からしなの号に乗れば運賃がかなり節約できたのでは?



中津川を出たあたりで割といい感じの写真が撮れました。山、川、空、雲。日本の夏休み!といった感じの景色。
「夏休みに祖父祖母の家に遊び行く」とか「故郷の田舎に久しぶりに帰る」みたいなストーリーが浮かんできそうな風景。



SF作家のような名前の駅を通過。太陽の簒奪者と沈黙のフライバイは名作でしたね。



最後尾の車両に乗っている上、中央西線はカーブの連続であるため、このように前方の車両を見ることが出来ます。
函館本線の特急北斗に乗った時も思いましたが、こういう前の車両が見えるってなかなかいい眺めなんですよね。

そしてこのタイミングでようやく気が付きました。カーブの時にやけに車体が傾くな?と。
おなじみ振子式です。中央西線は急カーブが多いので、制御付き自然振り子式の車両が使われています。



木曽福島駅に停車。次が塩尻です。
中央西線は木曽路であるからして、中山道の宿場町が点在しています。





10:53 塩尻 着

名古屋からは2時間の道のりでした。
特急で2時間なので、普通列車では意外と重量級な道のりです。やはりこの区間は特急でぶっ飛ばすのが正解のようです。




塩尻→小淵沢




さて列車は塩尻駅に到着。中央東線の列車に乗り換えます。





1年前にも塩尻駅には来ましたが、実はその時に撮り逃した写真があるんですよね。それがコレ



これ分かります?この狭い隙間の奥には、実はソバ屋さんがあるのです。
シュールすぎるこのそば屋さんは、実はその筋で有名なんです。





さて時間があればシュールなそば屋に寄っても良かったんですが、あいにく列車は好接続ゆえに先に進みます。

ここからは中央東線区間。新幹線や特急を乗り継ぐリッチな移動は終了、ここからが旅本番とも言えます。





次の列車がやってきました。前回の中央本線の旅では全区間でロングシート車両だったため意気消沈、あまり良い思い出がないのですが、今回はボックスシートの車両が来てくれました。これは幸先が良い。



11:05 塩尻 発 JR中央本線 普通(高尾行き)

混雑具合はまあまあといったところ。お盆ということを考えれば上出来でしょうか。



塩尻を出るとすぐに岡谷に到着。岡谷を出ると注目の車窓スポットです。





諏訪湖です。湖畔ギリギリを走るというわけではないですが、それでも山に囲まれた湖は見ていて気持ちが良い。彗星が降ってこないといいけれど。





上諏訪駅には特急あずさ号が停車していました。あずさという名前を冠するには、もっとかわいらしいフォルムである必要があると思います。ツインテールとか。



富士見駅を過ぎたあたり。今回も厚い雲に遮られて富士山は見ることが出来ず…。
そもそも富士見駅から本当に富士山が見えるのかは知りませんけどね。



12:05 小淵沢 着

塩尻からは1時間の乗車でした。

小淵沢駅で下車するのは初めてです。東北・関東一周の旅では一路東京を目指したため、小淵沢駅は通過しました。
「小海線に乗りに行くんじゃい」といって下車していったおじいさんが妙に印象的でよく覚えています。今度は私の番です。





さて夢だった小淵沢駅に降り立てたのは良かったのですが、それはまあ大変な混雑。都会のように死んだ目をしたサラリーマンが犇めいているわけではなく、ほぼ全員が観光客。やっぱり夏の高原というシチュエーションは観光客を虫のように呼び寄せるようです。
まあ私も呼び寄せられた虫(しかも害虫)なので、何も言えませんね。

さて小淵沢駅と聞くと、アレを欠かすことが出来ませんよね。目的のアレを求めて改札口を出て外へ。





目的のブツとはコレ!!知る人ぞ知る有名な駅弁、元気甲斐!!!!

あ、ちなみに言わなくても分かると思いますが、「元気かい?」と「甲斐」がかけられています。



目的の駅弁も入手できましたところで、前編はここまでとします。

中編ではずっとずっと乗りたかった高原線、JR小海線に乗ります!!

1日目 中編へ続く



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プロフィール

ハル

Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
 *目指せJR全線完乗*


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