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日本海を眺めながらJR羽越線で大移動 関東・東北一周の旅 5日目後編 

2017.12.03 19:49|東北・甲信越
北海道&東日本パスで行く 関東・東北一周の旅 まとめはこちら

関東・東北一周の旅 5日目後編 日本海を眺めながらJR羽越線で大移動
 秋田→酒田→新津→長岡

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©google maps



さて前編では青森から男鹿線に寄り道して秋田までたどり着きました。
後編では右手に日本海を眺めながら一心不乱に南下。新潟県長岡市を目指します。






秋田→酒田




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12:08 秋田 発 JR羽越本線 普通(酒田行き)

さて秋田からは奥羽本線とは別れを告げ、日本海側を行く羽越本線に入ります。
奥羽本線は秋田から内陸部に入り、大曲、横手、新庄、山形、福島と。こっちにもいつか乗りに来ないと。

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列車は相変わらずのロングシート。でも空いているのと、黄金色の車窓が気持ちよくて悪くない気分です。
この時期は東北のどこに行っても黄金色の稲穂を楽しめました。いい時期に旅行に出られたものです。

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羽後本荘駅に停車。由利本荘ではなく羽後本荘。ウゴってなんか発音すると微妙な音です。

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さて列車がにかほ市に入ると、車窓に雄大な日本海が展開されます。どうですこの大きさ。この微妙な天気もさすが日本海といったところ。
家のすぐ横に砂浜があるなんて贅沢なロケーションですねえ。津波が来たら一撃で終了な気もしますが、日本海側はあまり津波とは縁がないのでセーフなのかな?

脱線しますが、日本各地を旅していると太平洋側と日本海側の格差に絶望します。カラっと晴れた太平洋側。どんよりと雨・雪ばかり続く日本海側。日本列島はまさに不平等列島であると痛感します。

ここまで日照時間が違ってくると性格や健康にも差が出そう。

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そんな日本海側の人々の苦労を噛みしめつつ、旅に戻ります。
ちなみに海に浮かぶあの島は飛島日本の秘境100選にも選ばれた島で、人口はわずか200人。

日本の秘境100選のページは旅行好きにとっては見ていて楽しいページです。この中で私が訪れたことがあるのは北オホーツク海岸釧路湿原下北半島小豆島のわずか4つだけ。

これ100箇所制覇するのは相当な労力と時間とお金がかかりそうですが、次の旅行先を決めるいい目標になりそう。
特に山や島に興味があります。礼文・利尻や小笠原、五島列島、屋久島などなど。

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この写真の奥に見える山ですが、たぶん鳥海山かな?標高2,236 m。2000 m級にしてはちょっと低いから違うかな?
鳥海山は上空から見たことはあるんですが、陸上からは見たことがないので気になるところです。

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13:55 酒田 着

金色の稲穂が見事な車窓を眺めていると終着、JR酒田駅に到着。秋田県を通りすぎ、いつの間にか山形県まで戻ってきた格好。

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高度3万フィートから見た酒田市内と鳥海山。関空-新千歳便の空からの景色と飛行ルート考察ではよく晴れていたので一目瞭然でしたが、今回は曇っててよく分からぬ。

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さて酒田駅では次の列車に乗り換えます。跨線橋を渡って駅舎側へ。
陸羽西線に入る新庄行きの列車が運休という情報は男鹿駅で知りましたが、いざ運休の文字を見るとゾッとします。
しかし列車が運休になって、数少ないお客さんはどうするのかというと

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安心してください。代行バスが用意されています。
…特急が運休になって、稚内から旭川まで延々代行バスで移動する羽目になった苦い記憶がよみがえりました。

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酒田駅の駅舎。さて私はといえば陸羽西線には入らず、そのまま羽越線に居座ります。ホームへと向かいましょう。

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私がこれから乗る列車はゼロ番乗り場から発車します。酒田駅では珍しい0番線がまだ現役なんですね。京都駅でも0番線は現役です。

そういえば今は亡きトワイライトエクスプレスや日本海は確か京都駅の0番乗り場で旅客扱いを行ったはず。
そして日本海側を北上し、たぶんこの酒田駅にも停車したはず。そう思うと京都駅と酒田駅には繋がりがあるわけでして。ちょっと親近感がわきました。

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さて、次に私が乗る列車はこれです。この列車、ただの赤いヤツかと思いきや、実は非常に有能なのです。

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サボにも書いてある通り、酒田から新発田を経由、新潟県新津駅までを結ぶ長距離鈍行列車。

酒田駅から新津駅は時間にして4時間17分。距離は167 km。距離自体は大したことはありませんが、東北から甲信越へと一本の列車で移動できるのはありがたい。

通常の3倍の時間を走る列車。さすが、赤いだけのことはあります。

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そんな有能な列車と酒田駅の駅名標を記念に撮影。

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そんなキハ47系の横に、東京あたりにいそうな個性のない列車が入線してきました。E120系と読めます。
せっかく東北にいるのにこんな社畜が乗ってそうな列車は見たくないです。

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さて対岸のホームからは特急列車が発車していきました。こちらは特急いなほ。
稲穂の名は日本有数の米どころである庄内平野を走ることから命名されました。いいネーミングだと思います。JR東日本にありがちな個性がなく魅力を感じない特急ではなく、旅情を感じられるフォルムとデザイン。




酒田→新津(笹川流れ)




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ではいよいよ長距離列車に乗車です。キハ47型とのことで北海道で乗りなれたおなじみのボックスシート。
しかもガラガラお客は私のみ。これは最高ですな。

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14:30 酒田 発 JR羽越本線 普通(新津行き)

御覧の通りの車内。外には黄金色の稲穂たち。車内はガラガラ私の独り占め。実に贅沢な時間です。この贅沢はお金では買えません。新幹線や特急でぶっ飛ばして行く人も、たまには鈍行列車に乗ってほしいと思います。

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砂越駅に到着。なんかいわくありげな像が。
手に持っているのは、ありゃ稲穂ですか?収穫を喜ぶ新嘗祭の舞とか、そんな感じかな?舞(米)だけに。

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列車は最上川を渡河。
最上川は日本三大急流の一つ。「五月雨をあつめて早し最上川」で有名です。

日本三大急流は富士川・球磨川・最上川の3本。富士川は「富士川駅に行ってきた」、球磨川は九州旅行2日目で見たので、これで3本コンプリートになります。ああ、3本ではなくて3川か。

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列車は余目駅に停車。余目駅は駅名標の路線が分かれている通り、羽越本線と陸羽西線の接続駅です。まあ陸羽西線の大半の列車は酒田駅発着ですけどね。

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羽前水沢駅。いつの間にか羽前国に戻ってきました。

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ちなみに余目駅~羽前水沢駅で撮影したのがこの写真。雲が山の稜線上に覆いかぶさるように伸びている様子が分かると思います。
高い山だと雲は稜線を越えられずに力尽きることも多いですが、低い山だとこのように乗り越えていく様子を見ることが出来ます。なかなか壮観。

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小波渡駅に到着。小波渡(こばと)という名前も素敵ですが、それより駅名標の後ろに見える日本海!
海の見える駅って、それだけでステキです。

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列車は越後に入ります。そろそろ日が傾いてきた影響か、水平線上が黄金色に輝いて荘厳な景観が展開されます。
晴れた日の真っ赤な水平線も綺麗でしょうが、この金色の水平線もまた見事なものです。

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はるか水平線上には船の姿も。あの船はどこから来てどこへ行くのだろう。

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さてこの辺りで窓が開けられることに気が付きました。
せっかくの美しい日本海の風景。曇った窓越しではなく、直接見たいので微妙に窓を開けながら撮影していきましょう。

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景勝になっていそうな岩場を通過。なんか洞窟っぽいのが見えるような。

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そんな岩場を見ていると列車はJR桑川駅に到着。

実はこのあたりの海岸は「笹川流れ」と呼ばれ、名勝かつ天然記念物に指定されている地域です。日本百景にも登録されています。
無数の奇岩、絶壁、洞穴などが犇めく奇形の海岸地形。

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さて列車はこの桑川駅で10分運転停車を行います。これは私に笹川流れを見てこいとのJR当局からのお達しでしょう。
ならば仕方あるまい、と列車を降りて駅舎側へ向かいます。よく見たら先頭部分はクリーム色で、かつての国鉄特急色そっくり。いいカラーリングだ。

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駅舎を出ると、というか駅舎と直結してレストランや売店などの施設が作られています。3階には展望台が。これはいい。まさにおあつらえ向きではないか。

そして階段を登ると……

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ウホッ!これは見事!
素晴らしく見晴らしのよい展望台が。高さはないんですが前方180°に視界を遮るものがなく、夕暮れ時の日本海を堪能できます。

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この絶景を私だけで独り占め!こんな贅沢をして罰が当たらないだろうか…。
遠くには島が見えています。あれはさっきまで見えていた飛島ではなく、粟島。北海道に向かう最中に機内から見えたあの小島です。

ちなみに、地球は球体であるからして水平線というものが存在します。海岸から水平線を眺めるとき、さぞ遠くにあるのだろうと思いがちですが、実は5 kmくらいです。なんという近さ。
今回の場合で言うと、粟島までは直線距離で21 kmほどあります。これは観察者が高いところから見ているのと、粟島が海から突き出ているため。普通だと5 kmしか見えないと思うとなんかガックリ来ます。

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展望台の側面の金網にはなんか南京錠がビッシリ取り付けられていました。
どうせ「ここに南京錠を付けたカップルは永遠に云々」とかいう下らない言い伝えががあるのでしょう。アホな言い伝えはともかく、南京錠というのがなんか怖い。極めて強い束縛が連想されるのですが…。

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さて美しい日本海を堪能して列車に戻ると、ちょうど貨物列車がわが列車を追い抜いていきました。どうやら桑川駅での10分間の運転停車は貨物列車に抜かれるためのようです。

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素晴らしいJR桑川駅を称えて我が列車と駅名標を記念撮影。有意義な途中下車(10分)が楽しめました。

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はるか水平線上に石油の洋上プラットフォームっぽい構造物が。
そういえば日本でも新潟周辺は石油がわくと聞いたけれども、あれがそうなのかな?

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さてここまでガラガラの車内で優雅な時間を過ごしていましたが、村上駅に到着して大量の高校生が乗車してきました。一気に喧騒に包まれる車内。

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そして列車は坂町駅に到着。こちらは羽越本線と米坂線の分岐駅。米坂線は日本有数の豪雪路線として有名。来月くらいに乗ってくる予定。真冬に豪雪路線に乗るとか酔狂にもほどがあります。生きて帰ってこられるのかな。

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JR西日本のキャンペーンガールを思い出す駅を過ぎると石油の蒸留プラントっぽい施設が見えました。さすが新潟県だなという印象。

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列車は新発田駅に到着。新発田ってしばたと読むわけですが、初見だとまず読めませんよね。
ちなみに新発田駅は白新線との接続駅。白新線に乗ると新潟に行けるわけですが、今回はパスして羽越本線に乗り続けます。

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さて村上から乗ってきた高校生諸君は水原駅で大量に下車していきました。村上から水原は1時間半と、なかなかの長距離通学。
ちなみに水原はすいばらと読むカッコイイ駅名。

そしていよいよ列車はゴールに到着します。

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18:47 新津

酒田駅を出たのが14:30だったので実に4時間17分の旅でした。日本海、素晴らしかった。



新津→長岡




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さて一休みする間もなく次の列車へ急ぎます。接続時間がたった3分しかないので結構焦りつつ。

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18:50 新津 発  JR信越本線 普通(長岡行き)

幸い列車は空いていました。ここからは信越本線。

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本当は時間があれば新潟まで行く予定だったんですが、今日は朝5時から列車に乗り続けているため少々疲れました。本日の宿を取っている長岡まで直行することにします。

写真は新潟周辺の路線ですが、このあたりの路線って意外と入り組んでいて複雑なんですよね。新潟がかなり奥まった位置にあるので、私みたいに新潟を経由しないという旅行者も相当いそう。
北や南へ直通するなら新潟に寄ると遠回りなんです。

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19:45 長岡 着

よく分からない駅名標の長岡駅。とにかく到着しました。さすがに疲れた。

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本日はここ長岡で宿泊します。駅から出てホテルへと向かいましょう。

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夜のJR長岡駅。大都会じゃないですか。

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本日のホテルはホテルニューグリーンプラザ。駅チカなのに5,000円を切る宿泊料が売り。

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ロビー前にはソファーが設置してありました。こういうスぺース結構好きですよ。

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お部屋は結構いい雰囲気。

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カーテンを開けると長岡駅がすぐ目の前に見えました。徒歩3分くらいなので実に好立地です。




ということで5日目後編はここまで。本日は朝から晩まで列車に乗り続けて、青森から新潟まで大移動しました。移動時間はジャスト14時間。
しかしただ列車に乗っていただけではなく、車窓に広がる雄大な日本海を満喫することが出来ました。羽越本線、実に満足です。

さて、明日はいよいよ旅行最終日。新潟県から飯山線で長野県に抜け、日本三大車窓を眺めます。

6日目 前編へ続く


・5日目のスケジュール

05:45 青森 発
↓JR奥羽本線 普通(弘前行き)
06:25 弘前 着

06:29 弘前 発
↓JR奥羽本線 快速(秋田行き)
08:26 追分 着

09:00 追分 発
↓JR男鹿線(男鹿なまはげライン) 普通(男鹿行き)
09:38 男鹿 着

10:24 男鹿 発
↓JR男鹿線(男鹿なまはげライン) 普通(秋田行き)
11:23 秋田 着

12:08 秋田 発
↓JR羽越本線 普通(酒田行き)
13:55 酒田 着

14:30 酒田 発
↓JR羽越本線 普通(新津行き)
18:47 新津

18:50 新津 発
↓JR信越本線 普通(長岡行き)
19:45 長岡 着


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Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
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