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サンライズ出雲を眺めてJR三江線の始発駅「江津」へ 廃止直前のJR三江線+呉訪問 1日目後編

2018.02.10 13:03|関西・北陸・中国
JR三江線+呉のまとめはこちら

廃止直前のJR三江線+呉訪問 1日目後編 サンライズ出雲を眺めてJR三江線の始発駅「江津」へ
 宍道→玉造温泉→出雲市→江津

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©google maps


中編ではJR木次線に乗って宍道まで到着したところまででした。後編では山陰本線に乗って本日の宿泊地、江津まで移動します。

よく見ると、ルートに玉造温泉が入っているのを不審に思われた方もいるかもしれません。その通りです。やらかしました。






宍道→玉造温泉




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さて宍道駅に到着。時刻は17時半。中編で木次から江津まで飛んだことでお察しの方もいるでしょうが、寝てました。それはもうぐっすりと。

そして気が付けば終着宍道に着いていて大変焦りました。寝ぼけ眼で列車を飛び降り、人の流れに沿って歩いていきます。

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木次線の列車を降りたお客さんのほぼ全員が、急ぎ足でこの赤い列車に乗っていきます。
次に私が乗る列車は17:36に宍道に着いて、18:14 宍道 発の普通出雲市行きの列車です。よって宍道で40分ほど暇をつぶさなくてはならないと思っていたところに、この赤い列車。

行き先を見ると普通、米子行きのようです。

米子というと………出雲市の向こう側にあったかな?

よし、予定とは違うけど、乗りましょう。

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17:40 宍道 発 JR山陰本線 普通(米子行き)

列車の中でぼんやり。まだ頭は起きていません。
さて米子から先の接続でも調べようかな、とスマホ取り出し、固まりました。

あれ、米子って、鳥取県じゃね?

私がいるのは島根県。米子は鳥取県。つまり……逆走してる!?

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©google maps

ここでルートをご確認ください。米子は……どう見ても京都に近い側ですね……。

もうね。気づいた瞬間文字通り血の気が引きました。ちょっと視界が暗くなったのが自分で分かりましたもん。

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17:51 玉造温泉 着

ちょうど駅に着いたので急いで列車を飛び降りました。玉造温泉とか完全に来るはずのないところに来てしまった。

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真っ暗な駅に取り残された私。
充血した目で急いでスマホ検索。調べた結果、どうやら私が宍道から乗る予定だった普通出雲市行きの列車は、この玉造温泉駅にも停車するみたいです。

つまり当初乗る予定だった列車には乗れると。ああホッとした。

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そんな私を嘲笑うかのように特急やくもがやってきました。
そう、実はやくもはこの玉造温泉駅に停車します。最悪の場合、特急に避難するという手法も使えるので、今回のミスはまだ救いがありました。山陰本線は優等列車が走る幹線ゆえに安心感があります。





玉造温泉→出雲市( サンライズ出雲)




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18:02 玉造温泉 発 JR山陰本線 普通(出雲市行き)

出雲市行きの列車がやってきました。本来私が宍道から乗るはずだった列車です。

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列車は通勤客で満員。皆が精根尽き果てたという顔をしている中、私は安堵に包まれていました。今回は本当に焦った。

以下教訓。

・人の流れに騙されてはいけない。周りは全員敵だと思うこと。
・当初の予定を厳守すること。逸脱する場合は熟考すること。
・間違いに気づいた場合、まず落ち着く。急いで列車を降りない。何故ならば、下りた先の駅が優等列車の止まらない無人駅とかだと、冗談ではなく凍死するから。多少逆行が長引いても、大きな駅へ向かうこと。
・旅程立案の段階で、最悪の事態を想定しておく。特急・新幹線でワープ出来るようにしておく。
・↑のための余剰資金を持っておくこと。

胸に刻みます。

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本日二度目の宍道。どうしてこんなことに……。

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18:37 出雲市 着

結局、当初の予定通りに出雲市に到着。良かった。本当に良かった。

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明日の朝ご飯を買うついでにちょっと外を眺めてみましたが結構な勢いで雨が降っていました。
明日は今回のメイン目的である三江線に乗るわけだけど、天気は大丈夫かな…。

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改札に戻ると、なんとタイミングの良いことに寝台特急サンライズ出雲号が出発するらしいです。これは見るしかあるまい、とホームへ。

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サンライズ出雲号はやはり幹線たる伯備線を経由します。京都を経由しても良さそうなものですが、たぶんサンライズ瀬戸号との関係もあるんでしょう。
まさかこんな片田舎で東京の文字を見るとは。そしてviaって英語なのか。ラテン語かと思っていた。

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サンライズ出雲号の特徴として、いわゆるノビノビ座席という横になって休める車両が併設されていることがあります。寝台急行はまなすでもあったアレです。

通常、東京から出雲市までシングルを利用すると22,790円かかるところが、このノビノビ座席だとなんとお値打ち15,620円になるという安さが特徴。

…安いか?

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サンライズ出雲を前方から。
私としては東京まで1万5000円というのは決して安いとは思いませんが、やはり一度は乗りたいですね。はまなすに乗った時は最高の気分を味わえたので素直に乗ってみたいです。

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非常に珍しい車両形式クハネ。ネは寝台車を示す種別です。

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しかし、乗るならばやはりB寝台に乗りたいですな。狭くとも外の世界からは隔絶された個室で列車旅を味わえるとか最高の贅沢でしょう。

鉄道旅をしていると、ゆっくりのんびり時間をかけて移動することこそが、むしろ贅沢なのだと悟ります。
早けりゃいいってものでもないわけですな。

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指をくわえて寝台車を見る私には構わずサンライズ出雲は東京へ旅立っていきました。出雲市発は18:51。終着東京には翌07:08着。

ちなみに、途中大阪には00:32に到着します。よって大阪から乗車することは可能ですが、けしからんことに京都には停車せず、スルーします。
一度くらい大阪から東京に行くときに使ってみようかしら。




出雲市→江津




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さて、私が乗るのはこちら。豪華絢爛な寝台特急を見た後だとボロ車に見えて仕方がない。当たり前のように1両だし。

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19:06 出雲市 発 JR山陰本線 普通(浜田行き)

座席はボックス+ロングの混成シート。帰宅する高校生で割と混雑していました。

余談ですが木次線の車内で見たオヂサンがこの列車にも出没して、あろうことか車内でホカホカの焼肉弁当を食べ始めました。
常識の無さに驚くというか、なんというか…。周りの高校生もドン引きしていましたよ。高校生に呆れられる中年……。

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途中、大田市駅に到着。なかなか発車しないと思っていたらアナウンスが。

「この列車は太田市駅で29分の停車を行います。」

幹線たる山陰本線、しかも帰宅時間帯なのに29分のドカ停とはやってくれる。たぶん特急の待ち合わせでしょう。山陰本線とはいいつつ実態は非電化・単線だし。

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30分も列車の中に座っているのも勿体ないので改札の外へ。どうやら太田市は石見銀山のアクセス駅らしいです。

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駅の外に出てみると石見銀山行きのバス乗り場も。
遺跡という文字の通り、石見銀山が栄えたのは戦国時代~江戸時代という古さ。そりゃ遺跡化するわけです。

世界の銀の何割かはこの石見銀山産だったと言われるほど。もちろん現在は掘りつくしています。モッタイナイ。

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改札から列車に戻る途中、跨線橋を渡る時に撮った写真です。
こんな島根県の果てにいるのに京都という文字があったのも驚きですが、光量が足りないせいか何とも言えない非現実感のある画像になりました。そのまま別の世界に旅立てそうです。

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途中、跨線橋で2017年冬の青春18きっぷの宣伝ポスターを発見しました。
青春18きっぷのポスターには毎回胸が締め付けられますが、今回もやってくれましたね。

映っているのはJR花輪線の末広駅。2017~2018の冬に実施した鉄道で京都から北海道へで実際に訪れることが出来ました。

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さて予想通り特急列車が我が普通列車を追い抜いていきました。この列車は特急スーパーまつかぜ9号。山陰特急にはJR西日本30周年記念きっぷの際に乗ったのでおなじみです。

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特急・対向列車の邪魔にならないようにソロソロと進んできた我が列車ですが、ようやく次は江津。

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21:06 江津 着

出雲市駅からはちょうど2時間でした。真っ暗な中の2時間なので長く感じました。本日の列車スケジュールはすべて終了!
京都を出発したのが朝7時だったので14時間かかったわけですか。なかなか乗りごたえがありましたし、なかなか遠い。

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JR江津駅は有人駅ですがこの時間はさすがに閉店状態。三江線の発車標はすでに真っ暗です。
そしてしまねっことかいうネコのキャラクターが気になる……。

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江津駅の外観。案の定江津は雨が降っていました。明日の朝には止むことを祈るのみ。

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さて困ったことに本日の夕食がまだです。ちょうどホテルの真正面にレストランがあったので入店。

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どうやらバー+レストランといった様子。LOは22時半なので遅い時間に江津に到着する人には嬉しい。

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店内もちょっとオサレな感じ。オトナな空間です。わ、私だってこういう店くらいよく来るんだから。本当なんだから!

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一番人気とのことでホルモン炒めとから揚げを注文。本当は港町江津とのことで海鮮系が欲しかったんですが仕方ない。

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おなかも膨れて本日の宿へ。スーパーホテル江津駅前。残念ながら江津には、ここくらいしかまともなホテルがありません。

江津に宿泊する人の95%は三江線が目的でしょうし、そのほぼすべてがこのホテルに宿泊することになるでしょう。ほぼ独占状態です。逆に言うと三江線廃止後の経営が心配。

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ベッドはいつものスーパーホテルですが、なんかソファ(?)がありました。ちょっと珍しいタイプの部屋でニヤニヤ。




さてそんなこんなで江津に到着したところで1日目は終了。明日はいよいよ三江線に乗ります。
三江線に乗って三次へ。三次から広島へ抜け、呉を観光します!



1日目のスケジュールはこちら。

06:52 京都 発
↓JR琵琶湖線 普通(米原行き)
07:02 大津 着

07:11 大津 発
↓JR琵琶湖線 新快速(姫路行き)
09:04 姫路 着

09:11 姫路 発
↓JR山陽本線 普通(播州赤穂行き)
09:30 相生 着

09:32 相生 発
↓JR山陽本線 普通(岡山行き)
10:38 岡山 着

11:15 岡山 発
↓JR伯備線 普通(新見行き)
12:46 新見 着

13:01 新見 発
↓JR伯備線・芸備線直通 普通(備後落合行き)
14:25 備後落合 着

14:41 備後落合 発
↓JR木次線 普通(宍道行き)
17:36 宍道 着

17:40 宍道 発
↓JR山陰本線 普通(米子行き)
17:51 玉造温泉 着

18:02 玉造温泉 発
↓JR山陰本線 普通(出雲市行き)
18:37 出雲市 着

19:06 出雲市 発
↓JR山陰本線 普通(浜田行き)
21:06 江津 着



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ハル

Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
 *目指せJR全線完乗*


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