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特急スーパーはくとで京都から鳥取へ 山陰めぐりパスで行く鳥取砂丘・出雲大社 1日目前編 

2018.10.19 22:10|関西・北陸・中国
山陰めぐりパス まとめはこちら

1日目前編 特急スーパーはくとで京都から鳥取へ
 京都→鳥取













京都→鳥取







2018年8月某日 JR京都駅

さて今回は1泊2日の山陰旅行。旅はおなじみJR京都駅から始まります。
使用するきっぷは青春18きっぷではなく、山陰めぐりパス。山陰めぐりパスについての詳しい説明は山陰めぐりパスとは?をご覧ください。

まあ簡単に言えば行きはスーパーはくと、帰りはやくもと新幹線、そして山陰の特急が乗り放題!という切符です。お値段は1.3万円。特急で往復するだけで2万円を超えるので良心的な価格設定となっております。



というわけで京都駅は6・7番線に現れています。普段は新快速が発着する2・3番線あたりに出没するので、6番線から列車に乗るのはこれが初めて。主に特急スーパーはくと専用の発着ホームになっています。

さて。
今回の旅行で、行きをスーパーはくとにしようか、新幹線+やくもにしようかという点については、相当悩みました。

・帰りは疲れているので、京都駅に直通するスーパーはくとのほうが便利で楽。

というのはもっともなのですが、私は往路をスーパーはくとに設定しました。
新幹線+やくも利用であれば、新大阪まで混雑する新快速に乗らなければならないし、岡山はすでに何度も訪れています。そのため旅行に出た実感を味わえるのが、たぶんやくもに乗ってかになります。


私にとって京都駅は、日常の延長線上に位置しています。その日常から、列車一本で非日常に足を踏み入れる、という演出を重視したため、スーパーはくとを往路に設定しました。



こちらが特急スーパーはくと1号です。近年稀になった京都駅始発の特急列車。非常に貴重な存在です。終着は鳥取かと思いきや、倉吉。どこだ倉吉って。



スーパーはくと号は青をモチーフにしたカラーで塗られています。
ところで「はくと」という名前はなかなか聞きなれない人も多いかと思いますが、「穿くと」でも「吐くと」でも「白都」でもなく、白兎です。シロウサギね。


ピンと来たでしょうか。山陰地方に伝わる因幡の白兎が由来です。日本神話(古事記)に乗ってます。山陰は日本神話の舞台になった場所が多くありますからね。八岐大蛇しかり。須佐之男命しかり。
白兎伝説がどんな神話かは、また出雲大社に行ったときにでも説明します。

ちなみに因幡はいなばと読みます。こっちも、鳥取と岡山を結ぶ特急スーパーいなばとして名前が使用されています。



そんなありがたい列車にいよいよ乗車です。スーパーな白うさぎという事は、これはもうきっとスゴいんでしょう。サメ(ワニ)の背に乗らなくても海を渡るなんて朝飯前なんでしょう。パッフィング・トムという名前で呼ばれてそう。

で、実際に乗ってみた感想ですが。スーパーはくとの設備はかなり優秀でした。名前負けしていませんでした。
具体的には

・グリーン席かと思うほど椅子がフカフカ。東海道新幹線の10倍は快適です。
・なんとコンセント装備。スマホやパソコンを充電できます。
・車内Wi-Fi完備。
・ウォシュレット付きトイレ完備。


いやあ、正直またボロ特急なんだろうとか思っていましたが、驚きました。スーパーはくとはかなり高い水準の特急です!



07:06 京都 発 JR因美線・智頭急行線 直通 特急スーパーはくと1号(倉吉行き)

では記念すべきこの旅最初の列車がスタート!正面に見えている赤い列車は近鉄線の列車です。
実はスーパーはくと号はJR線だけではなく、第三セクターである智頭急行線に乗り入れています。詳しくは後ほど。





列車は京都線から神戸線に入っていきます。車窓にはおなじみの明石海峡大橋。何度見ても飽きない車窓です。
普段は新快速に乗ってこの車窓を眺めるわけですが、特急列車にのんびりと揺られながら見る景色もまた格別のものです。混雑が無いのがいいよね。京都-神戸という混む区間を優雅に移動できます。



優雅な時間を過ごしていると列車は上郡駅に到着。上郡と言われてピンとくるでしょうか。

位置的には姫路-相生-上郡-和気---岡山という微妙な位置にあります。山陽線を西に向かおうという旅行者は相生や和気という駅に詳しくなる一方、上郡はただの小駅で見向きもしないことでしょう。

しかしこの上郡駅こそが、智頭急行線の起点駅であります。ここからスーパーはくと号はJR線に別れを告げ、別の会社の路線に乗り入れます。



こちらがその瞬間です。眼下に見えているのがJR山陽本線、岡山方面。太い動脈から離れてこちらは北上。智頭急行線に入り、山陰地方を目指します。

智頭急行線は文字通り、智頭を通って山陰地方に急行しようという旅客需要を見込んだ路線です。JR線ではないので青春18きっぷ等では乗れませんが、なんと山陰めぐりパスには智頭急行線の運賃も含まれています。





そんな智頭急行線は第三セクター会社には非常に珍しいことに、長年黒字経営を続けています。

大きな収入源となっているのが、このスーパーはくと号。JRは智頭急行線の線路を間借りしている状態なので、その運賃収入が入ってくるわけです。山陰めぐりパスの売り上げの何%かは智頭急行にも入るのでしょう。





列車は佐用駅に到着。あ、あれ?佐用駅といえばJR津山線とJR姫新線に乗ってみたで訪れたことがあるJR姫新線の駅じゃないですか。

どうも私、このあたりの鉄道路線の交わり具合がいまいち分かって無かったようです。智頭急行線は姫新線とも交差しているのか…。



一瞬だけJRと接触した気もしますが再び智頭急行に戻ります。駅名標もJRではなく独自のものでしょ。なぜかハングルが書いてあるのが気になりますが。



少し列車は高度を上げ、ちょっと高原っぽい所を走ります。高々海抜200メートルくらいですが、上郡駅が海抜30メートルということを考えると結構登ってきました。



のんびりとした車窓にウトウトしていると駅に到着しました。ホームには5人もの駅員さんが。なんだなんだどうしたんだ。

ん?そういえばこの制服は普段よく見かけるような…



ということで列車は智頭駅に到着。ここが智頭急行の終点駅となります。

智頭急行線の唯一の路線である智頭線は、上郡駅とこの智頭駅のわずか56.1kmを結ぶ短い路線です。ここで智頭急行は終了。ここからは再びJR西日本管区に入ります。それで駅員さんがJRの駅員に入れ替わるわけですね。
さっき私は気づきませんでしたが、上郡駅で駅員の入れ替えがあったようです。

たった56 kmだからJRの職員が運転し続けたらいいのになあと思いがちですが、法律や内規等でそれはイカンと決まっているのでしょう。
そういえば同じJRグループでも、例えばJR西日本とJR四国にまたがって運行される快速マリンライナーは途中で駅員の入れ替えがありますもんね。国鉄が分割された弊害ですな。



智頭を出ると列車はJR因美線に入ります。因美線は鳥取から東津山までを結ぶこれまた地味な路線。地味に未乗車路線です。

おもむろに山岳地帯っぽいところに突入していきます。ちょっと鉱山のような匂いもしません?高い木も生えてない高山の様相になってきました。実際の標高は全然高くないんですけどね。

しかし線の名前の由来はどこから来ているんだろう。因は因幡だとして、美は?美作とかかな?



駅名標もJR西日本のものです。小汚い茶色は奈良線のような色。

ちなみに因美はいんびと読みます。今回スーパーはくとに乗って、智頭~鳥取間は乗車出来たんですが、案の定、智頭~東津山間を乗り逃しました。
私のようにJR全線完乗を目指す場合、一つの路線は起点駅から終点駅まで通して乗るのが望ましい。さもなくば今回みたいに、微妙な乗り逃し区間が生じてしまいます。どうしようかなあコレ…。



用瀬駅を出ると一瞬だけ川と並走します。鳥取市内を流れる千代川です。





山岳地帯から出て田園風景が広がるようになれば鳥取駅はもうすぐです。下車する準備をしましょう。

しかしこの新幹線並みのLED案内板ですよ。スーパーはくとの設備の凄さはこんなところにも表れています。



智頭急行も因美線もなかなか辺鄙なところを通る路線なので、こんなのが大都会に見えてきます。
いや、実際鳥取市は山陰有数の観光都市でしょう。ナメてはいけません。





10:12 鳥取 着

京都を出たのが07:06だったので、3時間6分かかっての到着です。

いやあ、早かった!前半は京都線や神戸線などいつも通る路線でしたが快適な特急から見るといつもの景色も違って見えます。
後半は第三セクター智頭急行に乗れたり、未乗車路線であったJR因美線も(一部だけ)乗れたり。

なにより特急スーパーはくと号の快適なこと!3時間乗っていても全く疲れませんでした。こりゃあいい。



前述しましたがスーパーはくと号の終着は鳥取ではなく倉吉なので、もう少し走り続けます。せっかくなのでお見送りを。
私が特急に乗る場合、ほぼ毎回終着駅まで乗り通すことが多いので途中下車するのは何となく変な気分。



お見送りも済んだので改札へ。鳥取駅では自動改札機などという文明の利器は普及しておらず、現代でも手動で改札業務が行われています。
鳥取とか結構な観光需要がある都市なのに、大丈夫なのか…?





鳥取駅に到着したところで1日目前編は終了!
中編では超有名どころの観光地「鳥取砂丘」を訪れます!鳥取砂丘は小学生以来数十年ぶり。楽しみだなあ。


1日目 中編へ続く


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Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
 *目指せJR全線完乗*


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