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山陰本線と日本海に沈む夕日 山陰めぐりパスで行く鳥取砂丘・出雲大社 1日目後編

2018.10.28 15:54|関西・北陸・中国
山陰めぐりパス まとめはこちら

1日目後編 山陰本線と日本海に沈む夕日
 鳥取→三保三隅→米子





中編では有名どころの観光地「鳥取砂丘」を満喫。爽やかな夏風のもと砂丘を散策出来てテンションアゲアゲでした。

後編ではいよいよ山陰めぐりパスの本領発揮。特急に乗って西へ。日本海に沈む夕日を楽しみます。








鳥取→三保三隅






というわけでJR鳥取駅に戻ってきました。時刻は13時20分。

今日はこれから特急列車に乗って山陰本線を西に向かいます。ちなみに目的地は津和野。靴の中に砂丘の砂がまだ残っていて歩きにくい。



今回乗車する列車は特急スーパーおき5号。山陰本線にはスーパーまつかぜとスーパーおきという2種類の特急があります。
まつかぜが鳥取駅~米子/益田を結ぶのに対し、おきは鳥取から新山口までの長距離を結ぶ列車。昼行特急としてもかなり長距離を走る列車です。具体的には気動車特急としては全国第2位の長さ。

ちなみにおきとは隠岐諸島が由来。隠岐に流される、で有名なアレです。



側面にはかなり目立つサイズで、牡丹と梨のイラストが描かれています。牡丹は島根県の県花なんですね。梨は言わずもがな。

では乗車です!



13:37 鳥取 発 JR山陰本線 特急スーパーおき5号(新山口行き)

スーパーおきは「早いだけの特急」とよく言われます。特急は早ければいいので褒め言葉かと思いきやそうではなく、設備が整っていないという文句から来てきます。コンセントが無かったり座席がショボかったり。

しかし私はのんびり乗車出来ればそれで満足なので、別にコンセントがなくとも構いません。しいて言えば、入り口が1個所しかないので混雑する&乗車口の位置が分かりにくいというのが問題点。
鳥取駅の場合は乗車口案内があるからまだマシですが、以前、新山口駅から乗ったときは一か所の乗車口にお客が殺到して大変な混雑でした。
あと地味に、スーパーおきって混雑するんですよねこれが。山陰には新幹線が無いからビシネス客の需要もあるんでしょう。





しかしスーパーの名前は伊達ではなく、あっという間に米子に到着。

とにかく早いこと!キハ187系は自然振り子を全開にしてボロ路線である山陰本線を爆走します。ガタガタうるさい。



途中、東松江駅で普通列車とすれ違いました。当たり前のように1両編成、ワンマン運転です。
山陰本線の実情はコレです。本線という名前ですが長大なローカル線というのが実情。単線区間も多いです。



列車は松江駅に到着。松江からは山陰本線の見どころの一つが現れます。進行方向右手の車窓に注目です!





もちろん宍道湖です!日本で7番目に大きな湖で、シジミやシラウオなどの味覚で有名!また夕日の名所としても名高いです。

山陰本線では松江~宍道の長い区間で美しい宍道湖が広がる車窓を楽しめます。時期と時間によっては夕日も見られるそう。私もぜひ見たいと思っているんですが夕方にこの辺を通る機会がなかなか無くて。



列車は直江駅に到着。
う~む、やっぱり直江兼次に由来するんだろうか。あの人は米沢の人だが、はてさて…。



出雲市の手前では干潟っぽい斐伊川が展開されます。正面に見える橋は神立橋という橋。

ここ、広々とした斐伊川が中々美しい撮影ポイントなんですよね。今回の写真では架線が映っていますが、2日目は架線なしの綺麗に撮れた写真を紹介します。



列車は出雲市駅に到着。2日目は出雲市駅で下車して出雲大社を訪れるわけですが今回はスルー。一路西へと向かいます。



西出雲駅では山陰本線にありがちな全身真っ赤の列車と行き違い。

ちょっと気になってこの列車の時刻表を調べてみましたが、この時間帯に米子行きの快速アクアライナーは走っていないんですね。
たぶん回送列車です。よく見たら消灯されてますし。いくら探しても見つからないので、撮影してはいけない幽霊列車かと思いましたよ。



さて出雲市を出た列車は再び車窓右側に注目!もちろん日本海です!!

山陰本線、小田~益田の長い区間で日本海の絶景を楽しめます。車内からも次々とカメラのシャッター音が鳴ります。普段は車窓など眺めず、雑誌かスマホを弄るばかりの人でも、思わず見入ってしまうほど見事です。



この絶景を口を開けて眺めていた私。急に「海に沈む夕日が見たい」と思いました。

今日はこの後スーパーおきで津和野まで行く予定です。森鴎外の出生地であり、小京都の代表格として有名な津和野。
しかし別に小京都を観光しようというつもりではなく、単に山陰めぐりパスの西端が津和野だから端まで行こう、とそれだけの理由です。

それならば、今のこの天気の良さならば、ひょっとして日本海に沈む夕日を見られないだろうか?

というわけで急遽予定を変更。日没の時間と時刻表を調べたところ、どうやら三保三隅までは行ける事が分かりました。三保三隅で下車、折り返しの列車に乗って夕日を眺めましょう。



ところでこの赤い石州瓦を見ると山陰地方に来た実感がしみじみと沸いてきて実にいいもんです。石見地方で生産される石州瓦は山陰地方では非常に多く使われています。
しかも雲一つないまさに青天。これはいい。



マジかよ!!!!





列車は江津駅に到着。もちろん、かつてはこの江津から中国山地のど真ん中三次までを結ぶJR三江線という路線が存在していました。

しかし2018年、まさに今年ですが、JR三江線は廃止。一体三江線亡き後の江津駅はどういうことになっているんでしょう。三江線が無きゃ誰も降りないでしょこんな駅。

この辺に来たのは廃止直前のJR三江線に乗ってきた以来となります。あれがもうすぐ一年前かあ。早い、早すぎる。





波子駅。いい名前じゃあないですか。波が打ち寄せる山陰本線ならではの駅名です。





16:55 三保三隅 着

鳥取からは3時間20分の乗車でした。3時間20分もなかなか長いですが、当初予定していた津和野だと17:49着なので4時間半近いというかなり長時間の乗車です。




三保三隅→米子






折り返しの列車は30分後なので三保三隅駅を軽く見回ってみましょう。
山陰めぐりパスは周遊区間で乗り降り自由なので駅の外に出ることも出来ます。なんとなく可愛らしい駅舎。



跨線橋から山陰本線、益田方面を。

この三保三隅駅なのですが、適当に降りた駅ですがかなり雰囲気のいい駅でした。列車が行ってしまうと全くの無音なんですよね。

人っ子一人いない駅。たまに聞こえる音は風と虫の音と。
昨日まで都会のオフィスで仕事をしていたわけで、この牧歌的な風景はささくれだった心に沁みました。



何となくこの写真を見ると泣きそうになるのは私だけでしょうか。まさに田舎の駅。一夏の思い出といった感じ。一枚の写真ですが驚くほどノスタルジーを感じます。





17:24 三保三隅 発 JR山陰本線 快速アクアライナー(米子行き)

三保三隅駅での滞在時間は30分でした。なんだろう。自分でも全く予想していませんでしたが、三保三隅駅ではかなり充実した時間を過ごせたように思います。

急にノスタルジックな気分になって列車に乗ったので車内の内装もシックに見えてきます。ここからは特急列車ではなく普通列車に乗ります。終着は今日の私の宿泊地米子まで行ってくれる有能な快速列車です。



普通列車では速度が遅い分、ゆっくりと景色を楽しめます。波をかぶりそうなほど海の近くを走る山陰本線。



徐々に日が暮れてまいりました。景色が赤っぽくなってきます。

さあ、夕日は見られるのか……!?





お、おお!!!!!!いい感じです!!!!

眩い逆光で建物が暗く映っているのもグッド。後はこのまま太陽が海面まで沈んでくれれば…!グリーンフラッシュとか見れちゃったらどうしよう!?



しかし私の幸運はここまででした。太陽が海面に近づくにつれてどんどん雲が沸いて出てきて、すっかり太陽が隠されてしまいました。なんてこった。

走行中の列車から海に沈む夕日を眺めるのは、これはかなり難易度が高いと言わざるを得ません。
まずもって海が見えるポイントが少ないし、季節・場所・角度・天気・列車の混雑具合と。これはもう見えたら奇跡というレベルです。



そして太陽は完全に沈んでしまいました。

夕日が沈む瞬間は見られませんでしたが、沈む直前と沈んだ後の景色は堪能できました。特に夕日が沈んだ後の藍色に覆われる残照の日本海も、これがまたかなりいい雰囲気なんですよね。

静寂。望郷。そんな言葉が浮かんでは消える車窓を飽きもせずずっと眺めていました。



20:52 米子 着

三保三隅からこちらも3時間20分の道のりでした。本日のスケジュールはこれで全部終了。後はホテルに向かうだけです。
ちなみにアクアライナーの混雑ですが、三保三隅~出雲市間はがら空きでした。しかし松江から大量に人が乗ってきましたね。



本日のお宿は東横INN米子駅前。お値段は5,130円。夏休み期間という割にはお手頃な料金で助かりました。



お部屋は普通。ふとカーテンを開けてみると米子市内が一望できるなかなかいいロケーションでした。こうしてみると、米子市、なかなかどうして都会じゃあないですか。





というところで後編は終了!後編では津和野を目指すはずが急遽予定を変更して日本海に沈む夕日を眺めることになりました。
適当に降りた三保三隅ではかなり癒されたし夕日は見事だしと、思わぬところで大満足だった1日でした。山陰めぐりパスは乗り降り自由なのでその場でスケジュールを変更できるのが嬉しいですね。

さてメインは鳥取砂丘だった1日目はこれで終了。
2日目もやはり観光がメイン。早起きして未乗車路線のJR境港線に乗ったのち、出雲大社を観光します!


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Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
 *目指せJR全線完乗*


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