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冬の北海道へ行ってきました 2018年真冬の北海道旅行

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ハル
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今年の冬は旅行に出まくっています。12月に東北、1月に沖縄、そして2月は北海道!
お前また北海道に行ったのかと。これで何回目だと。ええ、9回目ですハイ。反省はしています。でもね!関空-釧路便の航空券が恐ろしく安かったのがすべての元凶です。私は悪くない。


これまで8回北海道を旅行していますがすべて夏か秋。今回は初めて真冬の北海道という恐ろしい場所を訪問することになりました。
まあ、結果はご想像の通りです。真冬の北海道を鉄道で平和に旅しようなんて、どだい無理なんです。大変な目にあいました。

日程は4泊5日。北海道旅行にしては物足りない日数ですが、今回使用したひがし北海道フリーパスの通用期間が5日なのでこうなりました。でも最終日はほとんど乗ってないようなもんだし、もう1日伸ばしても良かったかも。








1日目 冬の北海道へ






飛行機で北海道へ向かう道中のこと。ふと下界に目をやるととんでもない景色が飛び込んできました。一面凍り付いた大地。なんだこの厳しさは。ここは地球か?海王星とかこんな感じじゃないの?

たぶん由利本荘とか酒田とかそのあたりを飛んでいる時に撮影した写真だと思います。奥に見える険しい山は奥羽山脈。

どこを見ても真っ白な雪に覆われて凍てついており、山々はミニチュアのようでちょっと現実感がない光景でした。これは覚悟していたけれど、冬の北海道という場所は恐ろしい世界なのではないだろうか…?と到着前から戦々恐々としていたのを覚えています。



そして津軽海峡と日本海を渡り、北海道に上陸した瞬間です。
写真からも分かる通り、これは千歳ではありません。今回はおなじみ関空-新千歳便ではなく、関空-釧路便に搭乗しました。

道中見た東北よりずっと温かみのある景色で安心。そもそも雪もかなり少ないです。

これは別の記事で詳しく紹介したいと思いますが、私は関空-釧路便のLCC就航は、北海道旅行に革命をもたらすと感じました。そのくらい利用価値が高い。何しろ関西から2時間で釧路に行けるんですよ?札幌から釧路は4時間もかかるのに。



さて釧路に降り立った私はその足でJR釧路駅に急行。石勝線を走る特急スーパーおおぞら号に飛び乗り札幌へ。釧路に降りたのに結局札幌かよとか言わない。
今回も特急乗り放題の切符を購入したのでこういう芸当も出来るわけです。ひがし北海道フリーパスは北海道フリーパスのミニチュア版ですが、コストパフォーマンスはむしろ本家を上回っています。




2日目 手稲スキー場と特急運休と






わたくしハルの旅行といえば始発から夜までずっと列車に揺られるという鉄道一点張りの旅行なわけですが、今回は違います。

なんと北海道に行ってまでスキーをしてきました。場所はサッポロテイネスキー場。

私はブログ紹介とプロフィールの趣味欄にウィンタースポーツと書く程度にはスキーが好きです。もう長いことスキーのスの字もしてきませんでしたが、せっかく雪だらけの冬の北海道を訪問しているわけだし、この機会を逃す手はありません。

なおスキー自体は行いましたが、この日は石狩・後志・空知に暴風雪警報が発令される大荒れの天気。暴風ならともかく初めて聞いたわ暴風雪なんて。分かりやすい言葉で言うと猛吹雪です。そんな日にそんなところにノコノコ現れた初心者スキーヤーがどんな目に合うかは、ご想像の通りでしょう。



さらになんと、札幌雪まつりも鑑賞してきました。

ちょうど私が訪問していた期間が札幌ゆきまつりの開催時期でした。これ狙ったわけではなく、航空券を取った後に気が付きました。
恐ろしい人、人、人。ホテルも航空券もぼったくり価格でバカ高かったです。だからこそ私は釧路に降り立ったわけですが。



雪まつり会場では様々な雪像が展示されています。
私は一通り見て回ったのですが、巨大な雪像はともかく、小型雪像で一番印象に残ったのがこのピ〇チュウです。どう見ても目がイっとる。



これはひどいwwww


ところで私は札幌ゆきまつりを見た後、旭川で宿泊する予定でした。翌日は石北線の特急大雪に乗って北見、網走へ至る完璧なパーフェクトプラン。

のんきにヤクチュウ、失礼、ピカチ〇ウを見てニヤニヤしていたのがまずかった。
私が雪まつりを見物している間に低気圧が猛烈な勢いで発達、北海道東部に大量の雪と暴風をまき散らしました。その結果、JR北海道はお亡くなりになりました。



具体的に言うと、函館本線・石北本線・宗谷本線が終日運休。千歳線や室蘭線も心肺停止。特急カムイやライラックなどは運転打ち切り。旭川にホテルを取っていた私は大慌てです。

錯乱して、唯一生き残っていた石勝線に救いを求め、特急スーパーおおぞら号に飛び乗りました。しかし途中で雪の悪魔に追いつかれ、列車は雪に埋もれて動けなくなりました。上の写真は新夕張駅構内で立ち往生している時の様子です。見る見る間に列車が雪で埋まっていく様子は正直命の危険すら感じましたね。はっはっは(真顔)


結局、列車は2時間近く遅れて釧路駅に命からがらたどり着きました。到着したのは翌日の午前1時半。今度こそはもうダメかと思いました。

しかし結論から言うとこの時に札幌に留まらずに道東まで行けたことが、旅行の成否を分けました。
あのまま札幌に留まっていた場合、翌日運転が再開されたのが夕方になってからだったので、旅行そのものが破壊されるところでした。とっさの判断でしたがファインプレーだったわけです。





3日目 晴れ渡る道東でクリオネちゃんに一目惚れ






翌日。札幌のあの大吹雪は何だったのだろうと首を傾げたくなるほど綺麗な青空が広がる道東がそこにはありました。
新千歳便ではなく釧路便をオススメする理由はここにもあります。基本的に道東は天気が安定している。新千歳だと吹雪で飛行機欠航なんて普通にありますからね。そして飛行機が欠航するとか、冷静に考えてかなりの大惨事ですよ。FSCならともかく、LCCを利用する我々は死活問題です。



列車は釧路湿原を走行中。釧網本線を北上してオホーツク側を目指しています。ここまで晴れ渡る空なんて久しぶりに見た気がする。
※天気が良くて温かみのある写真ですが、車外は普通にマイナス10℃とかなので外には出ないように。



釧網線からは道東のマッターホルンと名高い斜里岳の雄姿を思う存分楽しめます。摩周湖が見られなくても、屈斜路湖が見られなくても、釧網線には斜里岳があります!



もちろんオホーツク海も忘れてはいけません。そして冬の北海道のオホーツク海といえば、やっぱり流氷でしょう。
今回の旅行でもメインの目的として流氷がありました。今日は海岸線付近がちょっと凍り付いていますね。明日、釧網線にもう一度乗るので要チェックです。明日は北風が吹くらしいからかなり期待できます。



釧網線には特急などというシャレたものは走っていないので、鈍行の普通列車だけが頼りです。
このおなじみのキハ40もキハ54も最早愛おしい。この北海道カラーのキハ40を見るだけでお腹いっぱいです。JR北海道といえばこのキハ40です。



網走まで来た私は天都山へ。写真は網走市内、知床方面です。

天都山には大きく3つの観光名所があります。網走監獄・北方民族博物館、そしてオホーツク流氷館です。
前者二つは2014年夏の北海道旅行で既に訪問済みなんですが、唯一残されたオホーツク流氷館にこの機会に行ってみようというわけです。

いや、ほんとは私だって特急大雪に乗りたかったんですよ?でも石北線の雪の被害は特に酷いらしく、昨日からずっと運休したままです。網走駅の駅員に尋ねても「分からンのですわ(半ギレ)」というばかりで埒があかないので、網走で足止め。仕方ないので観光です。しかし網走駅の駅員はなんであんなに態度が悪いのだ?



そんな事情もあり、オホーツク流氷館には期待していませんでした。まあ時間が潰せればいいかなと。
そんな事前の予想を大きく裏切ってくれたのが、クリオネです。

か、かわいい………!!!



クリオネを生で見たのはこれが初めてです。流氷の天使と呼ばれるだけあって、手(?)を振りながらふわふわ泳ぐ姿に目を奪われました。かわいすぎる。我を忘れて30分くらいずっと眺めてましたもん。

次の列車の時間があるので程々にして撤収しましたが、クリオネはお持ち帰りしたい可愛さでした。
そのほかにも本物の流氷に触れられたり南極の氷に触ったり現役自衛官の方と話せたりと充実した時間を過ごせました。


4日目 流氷物語号とSLに乗車




ここまで鉄道旅行専門の私にはあるまじきことにほとんど鉄道に乗っていないではないか!とお怒りかも知れませんが、4日目は乗ります。それも凄いのに乗ります。
というか私だってもっと特急とか乗りたかったですけど、ほとんど動いてなかったんだもん………(´;ω;`)



まずはこちら。臨時観光列車「流氷物語号」。特急列車ではない普通列車なので、北海道&東日本パスでも乗れます。しかも全車自由席という有難さ。

この列車はまさに流氷を眺めるために生まれた列車で、途中駅で停車して思う存分流氷を眺めさせてくれます。その前身は流氷ノロッコ号。今は流氷物語号に生まれ変わって今日も釧網線を走っています。

さて、実際に私が流氷を見られたかどうか。それは旅行記本編をお楽しみに。



問題はコイツですよ。SL(蒸気機関車)ですよ!その名はSL冬の湿原号ヤバくないですか?SLですよ?(語彙力)

私自身、SLに乗ったのは人生でこれが初めてです。生まれた時にはすでにSLは全国どこにも走っていませんでした。静かな眠りについていたかつての名車を偲んで、あるいはたたき起こして、こうして運転されています。



私が乗車した区間は釧網線の標茶から釧路までの間です。この煙の凄いこと!警笛の勇ましいこと!
それはもう夢のような時間でした。一秒でもこの時間が長く続きますようにと祈りながらの乗車でした。

標茶でも釧路でも、多くの人がキラキラした目でSLを眺めていました。一体どうしてSLはここまで人に愛されるのでしょう。
私だって無条件に好きですよ。嫌いになる要素がないじゃありませんか。なぜここまで憧れるのだろう。それは郷愁なのか、懐古なのか…。



ま、単純にカッコイイからというのもあります。力強く噴き出る蒸気と降り続く雪の白さ、そして黒光りする機関車の黒が対照的で何とも言えず幻想的な雰囲気。
蒸気機関車はまさに運ぶための機械なわけですが、そこからは繊細さ、力強さ、儚さなど相反する印象を受けました。

かつて日本の繁栄を文字通り牽引してきた蒸気機関車たち。死の淵から蘇って彼らは晴れがましく感じているのか、戸惑っているのかは分かりませんが、ともかく少しでも長い時間我々に夢を見せてくれる事を祈るばかりです。




5日目 最終日はJR花咲線へ






最終日は早起きしてJR花咲線の始発列車に乗車しました。この時間の北海道の駅には独特の雰囲気があると思います。写真からもそれが伝わるかと。この雰囲気は特に冬に強くなると思います。それこそ時間を遡ったような感覚ですよね。これが平成31年に撮影した写真に見えますか?



茶内駅で対向列車待ち合わせ中のキハ54ちゃん。
ちなみにこの始発列車は、2016年秋の北海道フリーパスの旅で乗った列車と同じ列車です。同じ時間に同じ列車に乗ると当時のことをよく思い出して懐かしくなります。



上の写真は北海道フリーパスの旅でほとんど同じ場所から撮影した写真です。右の駅舎の見え方なんかほぼ同じでしょ。

こうして比べると日本は広いなと改めて感じます。地理的な広さではなく奥行きというか、四季それぞれで全く違った顔を見せてくれます。



こちらもJR花咲線の車内から。完全に凍り付いた厚岸湖の姿です。



こちらは北海道フリーパスの旅にて。
この二つが同じ場所というのはにわかには信じられないでしょう。どちらも正真正銘厚岸湖です。
2016年はちょうど夜明けの時間帯ということで美しい朝日に染まる厚岸湖ですが、冬のほうはもう厳しすぎる。自然はここまで厳しいのかと感じます。





ということで、今回は道東を中心に巡った旅程となりました。当初考えていた旅行プランは吹雪のせいで2日目にして脆くも崩れ去ったわけですが、急ごしらえの旅程にしてはかなり満足出来ました。
当初はオホーツク流氷館も花咲線も訪れる予定は無かったんですから、ある意味では大雪と吹雪に感謝せねば。




最後に。今回の旅行では車窓から様々な野生動物を眺めることができました。
具体的には、タンチョウ、フクロウ、オオワシ、キタキツネ、エゾシカなど。いくつかの動物は奇跡的に写真に収めることが出来たので、旅行記本編で紹介したいと思います。

なおエゾシカに至っては数十匹と見ました。そしてそのうちの間抜けな2頭が、私の乗る列車に……………。


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Posted byハル

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