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きっと願いが叶うJR吉都線に乗車 JR九州完乗の旅 4日目 後編

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ハル
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JR九州完乗の旅4日目後編 きっと願いが叶うJR吉都線に乗車
 吉松→都城→南宮崎→宮崎




©google maps

4日目中編では3年ぶりに日本三大車窓であるJR肥薩線に乗車。まさかの往復でしたが何度乗っても飽きない素晴らしい路線でした。

後編ではJR吉都線に乗車します。JR九州乗りつぶしもいよいよ煮詰まってきました。









吉松駅周辺をお散歩 鉄道資料館へ





いさぶろう号に乗って吉松駅に到着したところから後編は始まります。

吉松駅の跨線橋からのこの眺めが大好き。
私が「一番好きな駅は?」と聞かれた場合、たぶん吉松駅を挙げると思います。そのくらい雰囲気がいい。都会のような機能的だけどゴミゴミした駅ではなく、吉松には昔ながらの駅の良さというものが残っているように感じます。言葉でいうのは難しいんですが。



さて現在時刻は15:00です。次の列車まで1時間ほど時間があるので、駅の周辺をお散歩してみることにしましょう。
こちらが吉松駅の外観。北海道の駅みたいです。深川とか留萌とか。



どうやって時間をつぶそうかなと考えていると、運の良いことに、駅舎の横に鉄道資料館が併設してあるのを見つけました。入場無料なのでこれは嬉しい。早速入ってみましょう。



資料館では吉松周辺の鉄道の歴史が紹介されています。
あの肥薩線での列車退行事故にも触れられています。せっかく生きて戦地から帰ってきたのに酷すぎる話です。



また、かつて肥薩線で活躍した蒸気機関車(SL)の雄姿も紹介されています。ななななんというかっこよさ。

見るのは蒸気、乗るのは電気とは言いますが、煙を噴き上げて走る蒸気機関車のカッコよさはちょっと異常ですね。チビっこじゃなくとも憧れてしまいます。



いや~蒸気機関車はやっぱりカッコイイなあと思いつつ資料館を出ると……まさにその蒸気機関車が!



吉松駅ではC55形蒸気機関車が静態保存されています。
ちなみにこのC55形というのは、実際に肥薩線で走っていた蒸気機関車です。さっきの写真を拡大してみると、確かにC55と読めます。これは粋な演出。



運転台に上ることもできます。相変わらず配管だらけもメカメカしい印象。
昨今の電車のスマートな見た目も悪くないですが、蒸気機関車の働くメカという見た目もやっぱり良いですね。無意味にバルブを開け閉めしながら「メーデーメーデー!!」とか叫んでみたいです。



運転席から後ろを振り返ると石炭置き場がありました。こいつを燃やして蒸気機関車は走ります。これ、当時のままの石炭なのかな?遠くの石炭をすくうためのブラシが何ともリアル。

ところでこの写真を見て「え、石炭たったこれだけ?」と思うかも知れません。確かにかなり底上げされていて、石炭を積める容積がかなり少ないように思います。

実はこの下には大量の水が積まれています。SLはSteam Locomotive、まさに蒸気の力で走るわけでして、大量の水が必要になります。
容積的には石炭より水のほうがずっと多く積まれているんですね。



それでも水が足りなくなることもあるので、途中駅にこうして給水スポットを設けているわけです。先ほど大畑駅で見たのがまさにそうです。



SLも見学できたことだし、満足して吉松駅に戻ってきました。
ちょうど次のしんぺい号が入線してきたところでした。



このサボの示すように、吉松から人吉は普通列車での運転。また、やませみかわせみが居ない時間帯はしんぺい号が人吉から熊本を特急列車に化けて運行されるようです。

私が乗った3年前は人吉~熊本は快速列車として運転されていました。今は余計に特急料金がかかるわけで、これは改悪と言って良いでしょう。ただでさえハッピーバースデー九州パスが廃止されて、気軽に特急に乗れなくなった今これは痛い。



そのしんぺい4号です。
いつも中に乗っているので、外から走っている姿を見たのはこれが初めてですね。こうして見ると確かにキハ47だなあ。



さて一通り見て回りました。
吉松駅には和風な待合室が設置されているので列車が来るまでここで一休みです。ピアノがあったのでつらつらと弾きながらぼんやり。まさか九州に来てまでピアノを弾くとは思わなかったなあ。




吉松→都城→南宮崎→宮崎 (JR吉都線)






前の列車から1時間10分。ようやく私の乗る列車がやってきました。跨線橋を渡り、ホームへと向かいます。



15:58 吉松 発 JR吉都線 普通(都城行き)

実はこの列車なんですが、吉松駅始発ではありません。隼人14:36発の列車なのです。
つまり肥薩線・吉都線直通という面白い運用をしている列車です。途中吉松で運転系統が変わるのでサボは付け替えられています。



さてJR吉都線はえびの高原を走る訳でして、日本三大車窓から見えるあの場所を走るわけです。
逆に吉都線から肥薩線が見えないかな!?と目を凝らしていると……あれはループ線!?(違います)



吉都線の中心駅えびの駅に到着。
駅名標がサビサビでちょっと恐ろしい感じになっていますが、見晴らしがよくて車窓はいい感じです。



車内の様子は……まあガラガラ。数人です。
せっかく隼人から吉松を経由して都城に向かうという面白い運用をしているのに、ガラガラ。まあ急ぐ人は日豊本線に乗るわけで、当然か…。



JR吉都線は霧島連山の北を通るので、霧島連山がよく見えます。見えますが、あんまり特徴的な山がないので判別が出来ない…。どれがどれなのかな?噂では韓国岳とか、高千穂峰があのあたりにあるはずです。



えびの飯野駅に到着。エビノはいいの!



吉都線では沿線で牛がのんびり放牧されている様子を見ることができます。
北海道ではありふれた光景ですが、都会に住む人には珍しい光景でしょう。こんなのも鉄道旅行の楽しみの一つ。あれが黒毛和牛ってやつかな?じゅるり。



17:24 都城 着

吉松からは1時間半。霧島連山をぐるっと回る格好で、終着、都城に到着です。みやこのじょう、相変わらずカッチョいい駅名です。

これでJR吉都線は完乗達成です!



ここからは日豊本線の太い流れに乗るだけなので特に語ることはありません。
向こうのホームには特急きりしまが停車していますが私は普通列車に乗ります。



17:42 都城 発 JR日豊本線 普通(南宮崎行き)

やってきたのは博多周辺を走ってそうなスマートな電車でした。817系電車。
肥薩線や吉都線をのんびり走った後だと、急に大都会に来たような気がします。



日も暮れて来ました。太陽を囲むようにひし形の光が見えました。何ですかこれはハロですか。
こういうのが見えると天気が崩れる前兆という観天望気がありますが大丈夫かな。(実際に翌日は強風強雨でした)



18:44 南宮崎 着

18:48 南宮崎 発 JR日豊本線 普通(延岡行き)


けしからん事に私が乗った列車は宮崎まで行かず、1つ手前の南宮崎で運転を打ち切られます。
なんでこんな意味不明な運用をしているのか……。実は南宮崎止まりの列車って結構多いんですよ。普通に宮崎で系統を区切ればいいのに。



18:51 宮崎 着

都城から1時間強、本日の宿泊地宮崎に到着です。今日の日程はこれで終了!



本日のお宿は東横INN宮崎駅前。4,655円と格安でした。

部屋に入って一息ついていると、何やら列車の走る音が聞こえる…?



なんとホテルのすぐ後ろが駅でした。何ならホームも見えます。
駅のすぐそばという好立地で嬉しいですがまさか部屋からホームが見えるとは!最初はちょっと楽しい気分でしたが、しょっちゅう列車がガタゴト通るのでちょっとうるさかったり。




ということで4日目後編はここまでです。今回はJR吉都線に乗車しました。
明日は旅行最終日です。JR九州で最後に残された路線(?)である、JR日南線に乗車します!


ところで今回私が乗車したJR吉都線ですが、2019年夏の豪雨で路盤流出が起こり、全線で運転を見合わせています。
私が乗りに行って4か月後の悲劇。この時に乗っておいて良かった……。早期の復旧を願います。

(2019.8.22追記。8月22日現在、JR吉都線は列車での運行が再開されました。一か月のスピード復旧でした。よかった)

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Posted byハル

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