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日南線を途中下車して青島を観光 JR九州完乗の旅5日目中編2

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ハル
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JR九州完乗の旅5日目中編2 日南線を途中下車して青島を観光
 青島駅→青島




©google maps

5日目中編その1では志布志をお散歩したのち、日南線に乗って青島駅で途中下車したところまででした。

中編その2では宮崎県有数の観光名所、青島を観光します!









青島駅→青島 鬼の洗濯板





では青島駅の外に出ます。駅舎はごく普通、いかにも田舎のローカル路線といった風情ですが、これでも宮崎県有数の観光地、青島のアクセス駅です。屋根が青いのがせめてもの主張かな?



青島駅から青島までは徒歩で10分弱です。ほぼ1本道な上に案内表示もあるので、迷うことはありません。
青島に近づくと石畳で舗装された通りに入ります。いかにも観光地といった感じで、お土産屋さんや食事処も点在しています。

これ余談なんですが、今回私は青島で昼食を取ろうとしていました。しかし青島駅前にあった釜揚うどん店が美味しそうだったので青島観光後に行こうと思っておりました。
しかしこのうどん店、妙に大盛況で一時間待ちとか言われて結局昼食を食べ損ねました。うどんにこだわらない方は、店がたくさんある青島周辺でお食事することをお勧めします。



昼食を食べ損ねた話はともかく、こちらが青島です!!!!正式名称は日南海岸というのかな?

写真ではあまり伝わりませんが、この日は結構天気が荒れていました。パラパラと小雨が降っているのは我慢できまずが、かなり強い風が吹き荒れていました。
海岸は遮蔽物がなく風を直接受けるのでちょっと辛い。波もかなり高いし、本来なら屋外を観光出来るようなお天気ではないんですがせっかく宮崎まで来ているので。気を付けて歩いていくことにします。



奥に見えている島が青島です。青島というだけあって、島です。陸繋島です。
本土側に怪しげな黄色いポストがありました。たぶん、ここから手紙を出すと幸せが訪れるとかそんなんでしょう?あいにく投函するべき物も無かったのでスルーします。



青島は島だけあって、陸地は繋がっていません。でも安心してください。泳いだり船に乗ったりする必要はなく、ちゃんと橋が架けられています。というかこんな天気の日に泳いだら漏れなく遭難できますって、



弥生橋という名前の短い橋を渡り、いざ青島に上陸!!
そして写真右奥にも写っていますが、青島では中編その1で紹介した鬼の洗濯板を間近に見ることができます。



な……なんだこれはあああああ!!!???

一体何がどうなってこうなるのか、さっぱり分かりません。前にも言ったけどこれが自然によって出来たものとは思えない。自然の造形物にしてはあまりに直線的すぎるでしょう。



よく見ると一つ一つの岩が層状になっているのが分かります。これを見ると確かに自然のものなんだなあと思いますが、大きなスケールで見ると整然としすぎていて、人の手を感じます。もしくは鬼の手か。



特徴的なのはこの形!ホームベース型というか、ひし形というか。
そして無数に穴が開いています。ちょっとブツブツで気持ち悪いんですが、どうしてこういう穴が開くのかな。こういう多孔質な岩石は火山の仕業のような気もしてきますが、どうなのだろう。



鬼の洗濯板を見た人はまず確実に「どうしてこうなった?」と思うはずであり、青島にはちゃんと説明書きがありました。

鬼の洗濯板とは、砂岩と泥岩が交互に重なった地層が隆起して、そのあと浸食を受けてできた地形のようです。
砂岩のほうが脆くて泥岩は難いので、泥岩が残ったという感じかな?学術用語でいうといわゆる隆起波食台という奴ですか。実物は初めて見ました。

写真にも示している通り、「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」という名前で国の天然記念物にもなっています。



説明を受ければ「ああそうですか」と言うしかありませんが、いやしかし、隆起と浸食だけでこんな形になるものなんですか。それにこの形は何なんですか。隆起と浸食だけでこんなひし形は生まれませんよ。自然のいたずらって面白い。



せっかくなので鬼の洗濯板に落ちている岩石をいくつか見てみました。
上の大きい灰色の奴は砂岩、左下が泥岩、右下が石灰岩ですかね?風化・浸食を受けた証拠に角が取れて丸みを帯びているのは教科書通りです。で、なんでここに石灰岩があるんですかね?





青島観光の楽しいところとして、実際に鬼の洗濯板の中に入って、歩くことができます。
足場はゴツゴツしていて覚束ないし風や波も強いんですが、とにかく歩けます。最近は危ないからと言ってなんでも禁止にすることが多いですが、良いですねこういうの。

実際に鬼の洗濯板を歩いてみて、そのスケール感を感じて驚くこと請け合いです。列車の中から見るのとはまた違う、自然の大きさと奇妙さを感じられます。撮影する角度によってはサスペンスドラマのラストに出てきそうな写真が撮れます。波打ち際に追い詰められた犯人的なアレです。

ただ、足元は滅茶苦茶不安定なので普通にコケますし、頭の打ちどころが悪ければ昇天してしまいかねないのでご注意を。




青島神社へ






さて鬼の洗濯板を歩いた後は、青島神社へと向かいます。ちゃんと鳥居もあるんですよ。

青島は、実は神聖な場所なのです。昔は祭日以外に一般人が立ち入ることは禁止されていたそうですが、今は解放されていてありがたいお話です。





参拝路に沿って進んでいくと、なかなかどうしてキチンとした神社の建物が姿を現します。
鬱蒼と木が生い茂るだけに見えた青島の奥に、こんな神社が隠されていたとは!これは聖域というのも頷ける雰囲気の良さです。隠しダンジョン的な感じですよね。



いや、確かにここは神聖な場所かもしれない。霊感の欠片もない私でも、ちょっと肌に感じるものがあります。毒電波とかを受信してるんじゃないよ!神聖なアレだよ!



振り返るとこれまた日本とは思えない景色が広がっています。行ったことないけどタイとかベトナムとか、こんな感じじゃないのかな?なんとなく建物のつくりも日本離れしているような。



こちらが青島神社の本殿(?)です!

予想外に、と言っては失礼かもしれませんが、立派です。こんな小さな島の中にこんな立派な神社が隠されていたとは。
あれかな、密教とかの隠された聖地とかなのかな!?テンションが上がってきました。



本殿のわきから林の中に進んでいく小道があります。
絵馬に囲まれた通路を通って、奥に進んでみることにします。



一歩進むとそこはジャングルと呼ぶにふさわしい場所でした。どれもこれも日本の植物とは思えない。熱帯の植物が鬱蒼と茂っています。ゲリラとか出てきそうな雰囲気。ガダルカナル島とかこんな感じじゃないのかな。

実は青島は鬼の洗濯板だけではなく亜熱帯性の植物群が生息していることでも、特別天然記念物の指定を受けています。
誰かが植えたわけでもなし、なぜ青島にこれだけ熱帯・亜熱帯の植物が生えているかは、実はよく分かっていないそうです。



まさに植物園の熱帯館かな?と思うほどのジャングルっぷりですが、ナイスな高さに木の幹が伸びているので、前方注意です。
前をよく見ずにキョロキョロしながら歩いていると、額を嫌というほどぶつける羽目になります。

実際、私の前を歩く女性が思いっきり頭をぶつけ、しばらく起き上がれないという事件も起こりました。要注意です。



そんなベトコンが現れそうなジャングルを抜けると(ちょうどトラップもあるし)
一番奥に小さな神社がひっそりとが佇んでいました。ダンジョンの一番奥だし、いかにもイベントが起こりそうな雰囲気です。隠された武具が眠っていそうな祠です。そんな下らないことを考えてしまうほど非日常の空間でした。



奥には貝塚(?)があります。どうも青島はもともと貝殻の集積によって出来た島らしく、貝殻に自らの思いを書いて奉納する文化があったそうです。
これを貝文というそう。昔の人はなかなかシャレたことを考えるんですね。



しばし濃密なジャングルの空気を吸い、神社の外に出ます。相変わらず日本とは思えない。
建物と熱帯植物で視界が遮られて、正面には海。いいロケーションです。



なるほど、改めて青島の地面をよく見ると、確かに無数の貝殻で構成されていることが分かります。
中にはかなり綺麗な形の貝殻もあったりして持って帰りたくなるんですが。一応違法行為だそうです。青島には露天が出ていて、そこで綺麗な貝殻の砂を買えたりするので、興味のある方はそちらをどうぞ。



また、島を一周ぐるっと回るように遊歩道が整備されています。
20分くらいで一周できる程度のサイズなので、島一周マニアの人は歩いてみても面白いかと。

私?いや歩きたかったんですけど、ちょっと風が強すぎるし、雨も強く降ってきました。名残惜しいですが退散することにします。



島の反対側にはこれまた自然のものとは思えない、奇妙にねじ曲がった岩石が鎮座していました。前衛芸術のオブジェみたい。

なんか、空間が歪曲して岩石が捩じ切られたようにしか見えないんですが……この島はフェストゥムにでも襲われたのかな?



写真は鬼の洗濯板と海との境です。今この瞬間も、鬼の洗濯板は浸食を受けて削られているんでしょう。
長い年月の積み重ねがこのような奇景を生み出したと考えると……いやはや人間というのは小さな存在ですな。




5日目中編2はこのあたりで終わりにします。
今回は日南線を途中下車して青島を観光しました。ほぼ、鉄道に乗りっぱなしだった今回の旅行では唯一の健全な観光でした。

後編はJR九州乗りつぶし最後の旅行記です。宮崎空港から関西へと帰ります。果たしてJR九州完乗は成ったのか!?お楽しみに。




最後に観光情報を

■ 青島 青島神社(宮崎県宮崎市)

アクセス:JR宮崎駅から日南線で30分ほど、青島駅から徒歩10分弱
入場:無料
観光所要時間:1時間ほど


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Posted byハル

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