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特急むろとに乗車+真っ暗のJR鳴門線に乗車 JR四国完乗の旅 1日目後編

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ハル
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JR四国完乗の旅 1日目後編 特急むろとに乗車+真っ暗のJR鳴門線に乗車  
 海部→牟岐→徳島→鳴門→池谷→高松




©google maps

1日目中編では徳島から未乗車路線であるJR牟岐線に乗車。私一人だけの貸し切り列車に乗って終着海部駅に到着したところまででした。

後編では海部から高松まで帰ります。ついでに盲腸線であるJR鳴門線に乗っておきたいと思います。










海部→牟岐→徳島 (JR牟岐線 特急むろと)





中編では牟岐線の終着駅、海部駅に到着したところまででした。列車に乗っているのは私と運転士さんの2人だけ。無言の到着です。

さてJR牟岐線はここで終了です。む?しかしまだ線路は先に続いているようですね…?



実は、鉄道敷設法ではこの先にもJR阿佐線という路線が続いていくはずでした。海部から室戸を通って土讃線の後免駅へと至る路線で、これが開業すると徳島県南部の海岸線沿いを通って高知までアクセスできる有能な路線になるはずでした。有名な観光地である室戸岬に列車でアクセス出来るようになる素晴らしい路線になるはず……だった。

まあご想像の通り、人跡稀な徳島南部に鉄道路線を新規に引くことが衰退国家日本で許されるはずもなく、あえなく建設取りやめとなったという悲しい過去があります。



しかし、ほぼ建設が完了していた海部~甲浦だけでもせめて何とか開業させたいということで、阿佐海岸鉄道という第3セクター鉄道会社が設立されました。
今回の旅行では後のスケジュールの都合があって阿佐海岸鉄道には残念ながら乗車できませんでした。しかし全線でもわずか11分という短い路線です。せっかくなら乗っておきたかったと今旅行記を書きながら猛烈に後悔しています。
また海部駅まで来る手間を考えるとこの時に乗っておきたかったなあ。



16:28 海部 発 JR牟岐線 普通(牟岐行き)

私は8分ほど海部駅でぼんやり過ごし、折り返しの列車で牟岐駅に戻ります。達者での。



16:42 牟岐 着

列車はあっという間に終着駅である牟岐駅に到着です。
行きは徳島から海部まで2時間もかけて結んでいたのに、帰りの列車はすぐそこ14分の牟岐駅までしか行ってくれないの?と。
安心してください。牟岐駅ではとある列車が私たち(海部から乗ってきたお客さんを含め、3人)を待ってくれています。



特急むろと号です!
なんと牟岐などという南の果ての駅から特急列車が出ているのです。さっき甲浦まで行ってしまうとこの特急むろとに乗れなくて、結果としてJR鳴門線に乗れなくなるのです。
鳴門線か阿佐海岸鉄道かの二者択一。こんな残酷な選択を私にさせるなんてっ!



16:44 牟岐 発 JR牟岐線 特急むろと6号(徳島行き) 

それでは2分の乗り換えで特急むろとの発車です。
むろと号は九州横断特急などでおなじみキハ185系というボロなのでグリーン席は存在しない上に設備も微妙ですが、それでもやっぱり特急。私一人でさみしかった牟岐線から乗り換えると、急に文明世界にたどり着いたような心地すらします。



17:54 徳島 着

1時間10分ほど特急でのんびりして終着、徳島に到着です。牟岐線を往復して、昼間いた徳島駅に戻ってきた格好です。牟岐線は盲腸線なので同じ場所を行ったり来たりになるのは仕方がありません。
ボロのむろと号ですけど、普通列車と横に並べて比べてみるとやっぱり特急だけあって豪華に見えてきますね。




徳島→鳴門 (JR鳴門線)







さてここからはJR鳴門線に乗りたいと思います。鳴門線は高徳線の池谷駅から分岐して鳴門駅までを結ぶ短い盲腸線ですが、鳴門線の列車の多くは徳島駅発着です。高徳線と鳴門線の相互直通運転をしているわけですね。



18:06 徳島 発 JR高徳線・鳴門線直通 普通(鳴門行き)

車内に入った瞬間、うわあと声が出ました。もちろんいつもお世話になっているキハ40・キハ47が出迎えてくれたからです。もうこのキハ40のボックスシートを見ると実家に帰ってきたような安心感があります。

北海道でも九州でも四国でも、どこに行ってもキハ40・47は活躍しています。そこ、老体に鞭打っているとか言わない。



列車は真っ暗な高徳線を進み、池谷駅から鳴門線に入りました。
鳴門線には教会前駅という珍しい駅名の駅があります。キリスト教の大聖堂でもあるのかな?と思って調べてみたら、天理教でした。特定の宗教(しかも怪しい)を公共交通機関の駅名に採用するのはどうなんだろう。



一方、次の金比羅前駅は旅情を誘ういい駅名です。もちろん駅前にある金刀比羅神社が由来。
ただ有名な金刀比羅宮の総本宮はここではありません。あっちは香川県の琴平にあります。





18:46 鳴門 着

池谷からは20分もしないで、終着鳴門に到着です。これでJR鳴門線は全線完乗!!!

鳴門いえばもちろん淡路島の手前です。大鳴門橋の渦潮は大変有名です。
しかし残念ながらJR鉄道路線はここで終了。淡路島に渡るには高速バスに乗るしかありません。

考えてみれば私はまだ淡路島に上陸したことが無いんですが、それは淡路島に鉄道路線が通っていないからです。
鳴門から淡路島を経由して舞子駅で山陽本線に接続出来たら兵庫と徳島が直接結ばれてすごく良いと思うんだけどなあ。私的にもわざわざ岡山まで行かなくて、舞子から四国に渡れると嬉しいんだけどなあ。





鳴門→池谷→高松





18:51 鳴門 発 JR鳴門線 普通(徳島行き)

さてやっぱり鳴門に特に用事はないので、乗ってきた列車で折り返します。鳴門の滞在時間はわずか5分。昼間に来たならば渦潮でも見たかったんですが仕方ない。おとなしく高松に帰ります。



19:08 池谷 着

帰りは徳島まで行かずに池谷駅で下車します。

そういえば池谷駅で下車するときに運転士さんか駅員さんかにバースデイきっぷを見せたんですが「おめでとうございます。良ければ記念にハンコを押しましょうか?」と言われました。
列車の発車時には会釈をしてくれたし、なんか感じのいい鉄道員さんだったなあ。JR四国の評価はうなぎのぼりです。



池谷駅の跨線橋から私が乗ってきた鳴門線の列車を眺めてみましたが、真っ暗な夜道をトボトボと進むキハ47の後姿に何とも言えない哀愁が漂っていました。乗車しているときはなかなか力強いエンジン音で安心感がありますが、走っているキハ47の姿を外から見るとすごく頼りなさげに見えてしまいます。



先ほど池谷駅は高徳線と鳴門線の分岐駅だと言いましたが、この駅すごく面白い構造をしてるんですよ。線路が「人」という字のように完全に二股に分かれています。右が鳴門線で、左が高徳線の線路です。

普通、鉄道線が分岐するといっても駅では平行に設置してあるものですが、池谷駅はかなり無理な線形をしているためかこのような苦しい形になっていました。最近どこかで同じような無茶な駅を見たような。あれは神奈川県の鶴見線だったかな・・・?





19:15 池谷 発 JR高徳線 普通(板野行き)

池谷からは高徳線の普通列車に乗って高松方面へと向かいます。
車内はくたびれた感じの地元民がちらほら。こういう空気感、割と好き。だ~れも私のことなんか知らないし、こちらも知らない。よその世界にお邪魔させて貰ってる感覚です。



19:27 板野 着

てっきり高松まで連れて行ってくれるのかと思いましたが、12分乗っただけで板野とかいう意味不明な駅で降ろされました。
問題はこの先です。この先へ行く普通列車は21:23まで、なんと4時間先までありません。板野の次の引田発の列車は20時台にあるのにひどい。板野から引田まで歩けと言うのか?

まあ私は特急に乗るからいいんですけど。青春18きっぷオンリーなどでは四国旅行はかなり厳しい感じですね。



板野駅では次の列車まで時間があるので駅の外に出てみました。うーん、真っ暗。典型的な田舎の駅という感じでイイね。



さて20分ほど板野駅でのんびりしていたら特急列車が入線して来ました。
この列車、放送も案内もなく突然列車が入ってきてびっくりしました。無音でドアが開いて乗りたければ乗れ、という感じ。ヨーロッパの鉄道はこんな感じだと聞きます。



19:47 板野 発 JR高徳線 特急うずしお28号(高松行き)

時間も時間なだけあって、うずしお号はガラガラでした。実際はボロの気動車なのですが、この写真で見るとなんか洗練されていてスマートな印象を受けますね。キハ47から乗り換えると胃世界に迷い込んだような気すらします。



20:38 高松 着

板野から50分、終着高松に到着です。本日のスタート地点に戻ってきました。今日のスケジュールはこれで終了!




高松駅で讃岐うどんの夕食+サンライズ瀬戸





ところでお腹がすきました。今日は徳島でうどんを食べたきりなのでもう胃袋が抗議の声を上げています。
せっかく香川にいるので、今日の夜ご飯は讃岐うどんにしよう!エキナカのうどん屋さんに吸い込まれていきます。



メニューはこちら。やっべ全部おいしそう。えび天うどん、かき揚げうどん、肉うどん………じゅるり。そこ、昼も夜もうどんかよとか言わない。



今はお肉を食べたい感じだったので肉うどんを注文しました。500円也。
やっぱり讃岐うどんの本場だけあって、麺がモチモチすごくおいしかったです。それに麺の量がめちゃくちゃ多くてボリューミー!!この量で500円はめっちゃ安いです。



うどんを食べて発車標を見ていると…お、サンライズ瀬戸号がホームにいるそうです。せっかくなので見に行きましょう。





こちらが寝台特急サンライズ瀬戸!四国にいるのに乗り換えなしで東京まで行けるとか凄すぎません?
はまなすが廃止された今、もう寝台列車はサンライズ出雲と瀬戸しか残っていません。ぜひ乗りたいんですが、ちょっと料金が高すぎるのがなあ。高松から東京まで22,540円はいかにも高すぎる。18きっぷなら高松から東京でも2,300円だし…とか考えてしまいます。せめて18きっぷで運賃部分だけでも有効になればなあ。





さて今日のお宿はビジネスホテル東宝イン高松です。このホテルは前回の瀬戸内島めぐり旅の時にも連泊したホテルです。
格安の料金とおいしい朝食が自慢。今回も1泊4,500円とお手頃な価格でした。
その代わり駅から12分ほど歩くのが難点ですが、そもそも高松駅周辺に手ごろなホテルが無いんですよね。




1日目後編はこの辺で終わりとします。
後編では海部から鳴門線に乗って高松まで戻ってきました。1日目でJR高徳線・JR牟岐線・JR鳴門線という3つの未乗車路線に完乗することができました。

2日目前編では朝から特急に乗って大移動。高松から一気に高知へと向かいます!


最後に1日目のスケジュールを。

07:29 京都 発  
↓JR京都線 新快速(播州赤穂行き)
09:30 相生 着

09:32 相生 発
↓JR山陽本線 普通(岡山行き)
10:38 岡山 着 

10:53 岡山 発 
↓JR瀬戸大橋線 快速マリンライナー23号(高松行き)
11:49 高松 着 

12:06 高松 発
↓JR高徳線 特急うずしお11号(徳島行き)  
13:04 徳島 着 

14:24 徳島 発
↓JR牟岐線 普通(海部行き)
16:20 海部 着

16:28 海部 発
↓JR牟岐線 普通(牟岐行き)
16:42 牟岐 着

16:44 牟岐 発
↓JR牟岐線 特急むろと6号(徳島行き) 
17:54 徳島 着

18:06 徳島 発 
↓JR高徳線・鳴門線直通 普通(鳴門行き)
18:46 鳴門 着

18:51 鳴門 発
↓JR鳴門線 普通(徳島行き)
19:08 池谷 着

19:15 池谷 発 
↓JR高徳線 普通(板野行き)
19:27 板野 着

19:47 板野 発
↓JR高徳線 特急うずしお28号(高松行き)
20:38 高松 着

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Posted byハル

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