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留萌本線とオロロンラインへ 人生初の車中泊 2014夏 北海道旅行 2日目

2018.03.18 14:17|北海道
2014夏 北海道旅行まとめはこちら

2014夏 北海道旅行 2日目 留萌本線とオロロンラインへ
 札幌→深川→留萌→苫前(オロロンライン・天体観測)




©google maps

※この旅行記は2015年に書いたものですが、大幅な加筆修正のうえ、2018年に増補版として更新したものです。





札幌→深川






おはようございます。記念すべき北海道旅行、初日の朝は実にいい天気。素晴らしい。

昨日は気が付きませんでしたが、実はこの東横イン。札幌駅のすぐ近くに建っているため千歳線の線路がよく見えます。写真の左側が札幌駅方向で、まさに駅手前で線路が広がっていく様子が良く見えて面白い。



千歳線を走る列車も眼下に眺められます。普段このアングルから線路を見ることはなかなかないので気分が良い。
しかし6両編成とは。JR北海道のくせに生意気だぞ!



東横インの無料朝食を頂き、朝の札幌駅へ。まずは今ではお馴染みになった例の切符を購入するためみどりの窓口へ行きます。



お馴染みの切符、もちろんもうお分かりですね。北海道&東日本パスです。

今回はJR北海道在来線に沿ってぐるっと北海道(の内陸部を)を一周します。列車での移動が中心となるのでこのきっぷを購入。
北海道&東日本パスは早い話が一週間普通列車乗り放題。「北海道か東日本を」「一週間程度連続して」旅行する人にとって青春18切符よりもはるかに強力です。

詳しくは北海道&東日本パスが青春18きっぷより便利な9つの理由へ。



09:08 札幌 発  JR函館本線 普通(旭川行き)

北海道&東日本パス最初の列車は函館本線の普通列車。今回はまず、函館本線で深川駅を目指します。

昼間にJR北海道の列車に乗ったのはこれが初めてであり記念すべき瞬間なのですが、さっそくJR北海道の洗礼を受けました。列車に人が…いない。我が京都では考えられない光景です。



札幌を出てすぐ、苗穂工場が見えてきます。正式名称北海道旅客鉄道苗穂工場。JR北海道の手足となって、様々な列車たちを魔改造してきた歴史を持ちます。



まだ札幌を出て10数分だというのに、すでにこの景色ですよ。さすが北海道。これぞ北海道と言わんばかりの車窓にうっとり。ガヤガヤした京都・大阪から来ると、余計に北海道の雄大なスケールに圧倒されます。



ガラガラの列車の中で、北海道らしい景色を眺める。それだけの事がとても貴重な時間だと思ったのもこの時が初めてです。
ああ、鉄道旅行っていいもんだな、と気づけました。





列車は岩見沢に到着。岩見沢では列車の切り離しが行われます。こんな光景もいちいち新鮮で見学していました。



列車切り離しのついでに岩見沢では特急列車の通過待ちが行われます。エル特急スーパーカムイ。颯爽と我が普通列車を追い抜いて行きました。

北海道フリーパスの旅を決行した今でこそ特急列車に乗ることは珍しくなくなりましたが、この2014北海道旅行の時は特急列車など高貴な方が乗るものという感じで。貧乏旅行人たる私には乗れるはずもなく、ただ指を食わえて見るだけでした。



跨線橋から721系(右)と711系(左)100番台を一緒に。

711系はJR北海道には珍しい「赤い車両」で知られますが、2014年冬で全車引退が発表されたそうです。つまり今これを書いている時にはすでに引退済みなんです。1968年から長い間お疲れ様でした。



岩見沢駅には巨大な馬の彫り物があります。
競馬をPRする「ばんばの像」というそうで、木彫りだそうです。木彫りにしては妙に黒光りしてリアルだし物凄い躍動感。今にも動き出しそうです。





解結して身軽になった列車はさらに函館本線を進み、旭川方面へと向かいます。岩見沢駅を出てすぐの車窓。
この一面金色の畑は何が植えてあるのだろう?小麦かな?カラフルな家も素敵です。



半ば朽ち果てたホームですが、これで駅です。駅名標を見ると茶志内駅、と読めます。



列車は滝川駅に到着。深川まではもう一息です。
滝川では特急スーパー宗谷に追い抜かれます。こちとら札幌から深川まで移動するだけでヒイヒイ言っているのに、彼奴は稚内までひとっとび。やはり北海道を鉄道で巡りたいなら特急に乗らないと厳しいです。普通列車の醍醐味というのも確かに存在はしますけどね。





12:15 深川 着

跨線橋からたった1両の列車を発見。この時まで1両編成の列車など見たこともなく、大変驚いたことを覚えています。というか1両だと車ですらないじゃん。



深川駅では次の列車に乗り換えますが、少し待ち時間があります。深川駅周辺を軽くお散歩しましょう。



深川駅前にはコンビニもあってなかなかどうして栄えています。中央に見えるローソンで食料と地図を調達。
これから秘境路線に入って、なんと車中泊をするから準備は入念に…!



さて旅程を組む段階から楽しみにしていたのがコレ!深川名物そばめし
駅の内部で買うことが出来ます。





香ばしいソバの実とごはんにしみ込んだ出汁がたまりません。北海道の牧場から送られてきた牛乳と一緒に頂きました。
ただの牛乳と侮ってはいけません。内地で飲む牛乳の何倍も濃厚でおいしいんですよこれが。





深川→留萌




さて私が深川駅まで来た理由は、留萌本線に乗って留萌に行くためです。
留萌本線は秘境駅・秘境路線で、その道の人からは憧れの路線になっています。

しかし2018年現在、留萌本線の先端部分、留萌から増毛はすでに廃線となっています。この旅行を実施した2014年は、まだ増毛駅行きの列車が出ていた貴重な時期。



13:23 深川 発 JR留萌本線 普通(増毛行き)

深川を出て視界がさっと開けるこの演出、なかなか好みです。これから都市を離れて田舎へ行くのだという思いが強くなります。



明日萌駅

ではないです。後から調べて分かったんですが、明日萌駅という駅は存在しないです。
この写真の建物は、テレビドラマ「すずらん」のロケセット。写真の左側が本当の駅で、駅名は「恵比島駅」



列車は峠下駅に到着。留萌本線で留萌以外に唯一列車の交換が可能な駅です。
駅舎も破格の豪華さ。非常に良い雰囲気が漂っています。





14:19 留萌 着

峠越えを果たしてJR留萌駅に到着。
夏空広がる9月とあって、非常に温かみのある写真になりました。留萌駅、いい雰囲気です。



乗ってきた列車と見送る助役さん。赤帯は偉いのです。この列車は増毛(ましけ)に向かいます。ぞうもうじゃないよ。

しかし今ではこの光景も見られなくなってしまったんですねえ……つらい。



こちらが留萌駅の外観。思ったより暗い色調の駅舎で意外に思いました。




オロロンライン・道の駅風Wとままえ




さて留萌からは日本海側の国道232号線、通称オロロンラインに沿って北上します。

北上しますと言っても問題はその方法。かつては留萌から宗谷本線の幌延駅に接続する羽幌線という路線があったんですが、とっくの昔に廃線になりました。

仕方が無くレンタカーを使用することにしました。ここからは明日の夜まで車での移動になります。





無事にレンタカーを入手。
まずは留萌市内を見下ろせるという情報を聞き、千望台という高台へ。なるほどいい景色です。
見えている海は日本海。かつては北海道一の漁港として栄えた留萌。





千望台を後にして、オロロンラインを北へ、北へ。ご覧のように海沿いスレスレを走る道路で、走っていて大変気持ちの良い道路です。
鉄道もいいけど、車もいいなあ。レールがない分小回りが利くので、車の旅行には自分の思うがままに自由に移動できる楽しさがありますね。



左に日本海、右に丘。こんな景色が延々続きます。信号など存在しない快適な道路で走っているだけで楽しい。



途中、景色が良いと評判の「望洋台キャンプ場」に寄りました。こんなところでテントなんか張ってキャンプとかできたら最高でしょうな。インドア系の人間のくせに、そういうアウトドアにはちょっと興味があるんですよねえ。





何でもこのキャンプ場にある展望台からのオロロンラインが絶景と聞いてきたんですが、見るからにボロボロ。案の定閉鎖されていました。

でも展望台に上らなくても、オロロンラインを眺めることは出来ます。



どうですかこの景色!ちょっと日本とは思えないでしょう!





左には日本海、右はすぐ山(というか丘陵?)。海と丘に挟まれた狭い空間を北へ延びるのがオロロンラインです。バイク乗りのメッカ的場所になっています。

このままずっと北へ向かえば宗谷方面、宗谷岬につけます。宗谷岬は絶対に、いつか行かないとなあ。



そのオロロンラインを北上するといきなり風車が見えてきました。
「風の町」苫前グリーンヒルウィンドファームです。



苫前(とままえ)は日本海側からの強い風が吹き付ける町だそうで、このように風力発電機を集中させているそうです。



いつもより余計に回しております!




ブンブン回る風車を撮影して遊んでいるといつの間にか夕暮れ時。

車でオロロンラインを走るのは本当に気持ちよかったです。何しろ信号が無い!
道路が大昔のように、都市から都市を繋いでいる。その間には何も無い、という感覚が近いと思います。
だから60 km/h巡航なら本当に一時間で60 km進んでしまえます。



ちなみに今回借りたレンタカーはこちら。トヨタのラクティスという車。いわゆるコンパクトカーなので車内は広々というわけではないんですが、フラットタイプに出来て意外と車中泊には使えるサイズなんですよ。

さて暗くなってきましたのでさらに北上します。目的は、天体観測&車中泊。

ちなみに私の人生で車中泊はこれが初めて。初めての長期旅行でいきなり初めての車中泊とは、この時の私はずいぶんチャレンジ精神があったみたいです。





今回の拠点となる道の駅「風Wとままえ」に到着。ちなみに「ふわっととままえ」と読みます。なかなかシャレたネーミング。

この道の駅は、飲食施設やなんと温泉も有する、一大レジャー施設です。
なぜこのような場所にこのような立派な建物が?と言いたくなるほど。





早速ふわっと苫前に入場。案内にもある通り「日帰り温泉・食事・宿泊」のすべてが可能な一大施設。最高です。



食堂にて夕食。北海道ということでイクラ丼を注文。なんて贅沢な!

ちなみにこのレストラン「風夢」は21時まで、露天風呂は22時まで営業されています。夜遅くまで施設を利用できるので、車中泊にはまさに最適な拠点となっています。人通りもそこそこあって防犯上も安心出来るので、道北日本海側で車中泊を考えている人はぜひ利用してみてください。



車に搭載されたカーナビによると、現在地はこの辺です。朝に札幌にいたことを思うとずいぶん北まで来ました。
このマップを見るともう一息で稚内まで行けそうなんですが、苫前から稚内まではまだ140 kmほどあります。でっかいどう……。


では天体観測!
と行きたかったんですが、あいにくド曇りでした。雲の切れ間を狙って撮影した画像を載せておきます。



まあ曇っているとはいえさすが北海道。京都なんかとはまったく違います。
天の川も見えてます。初めてみました天の川。



夏の大三角。はくちょう座とアルビレオなど



この写真の中央、縦に白っぽいもやもやが映っていますが、これが天の川。


と、星を見ながら北海道2日目の夜は過ぎていきました。


車中泊の感想ですが、初めてにしては意外と寝られました。しかしさすがに熟睡とは言えないので、翌日に響きます。
あと、夏とはいえ北海道は北海道。夜は冷え込みます。暖をとれる上着やセーターなどはあったほうが良いかと。あとはスマートフォン以外に、小型のライトがあると捗ると思います。何しろ夜は真っ暗になるので、ちょっと荷物を探るときなどにライトがあると便利。スマホは充電が切れたら終わりですからね。



こちらが車中泊の様子。前述したように小型のライトを灯りとして利用するのが良いかと思います。




では2日目はここまで。明日はレンタカーで道央に戻り、丘の町と名高い美瑛を目指します!


3日目へ続く


詳細ルートはこちら。以後、青は飛行機、赤が電車、緑が車での移動を表しています。

©google maps


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プロフィール

ハル

Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
 *目指せJR全線完乗*


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