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北海道&東日本パスが青春18きっぷより便利な9つの理由

2017.01.15 03:49|お役立ち情報/豆知識



旅行をしていると現地の人と話したり、同じく旅行を楽しまれている方と話したりすることも多いです。

この前もJR函館本線の深川駅で列車を待つときに、北海道の路線すべてを乗り潰しされてる年配の方と話す機会がありました。

「どのような方法で北海道を旅しているか?」という話になったとき、私は愛用している北海道&東日本パスを出しましたが、その方はこの切符をご存じなかったようで、その効力の凄まじさに驚かれていました。ちなみにその方は青春18きっぷを使用されていました。

私としては、
東日本と北海道を旅する場合は、北海道&東日本パスをオススメします!

もちろん時と場合に応じて使い分けは必要になりますが。

案外、鉄道ファンの間でも北海道&東日本パスは知名度が低いように思います。
青春18きっぷが一般の方でも知っているほどの圧倒的な知名度であるのと対照的です。

そこで今回は、私が青春18きっぷより北海道・東日本パスを進める理由を説明していこうと思います。



さてこのページを見ているような方には、もはや青春18きっぷに関しての基本的な話はしなくて良いと思います。
ので、概要は割愛させていただきます。北海道&東日本パスの使用方法はおおむね、青春18きっぷと同様です。要するに日本全国のJRの普通列車に乗り降りし放題。特急や新幹線には乗れないよ、と。

以下より、青春18きっぷと北海道&東日本パスの違いを紹介します。






1.安い




いきなりお金の話で申し訳ないのですが、北海道&東日本パスを使うと青春18きっぷよりかなり安く旅行することが出来ます。

北海道&東日本パス : 10,850円 (1日あたり1,550円)
青春18きっぷ   : 11,850円 (1回あたり2,370円)


青春18きっぷ自体がそもそもオトクではあるんですが、北海道&東日本パスのお得さにはちょっと凄まじいものがあります。

1,550円で通常どこまで行けるかというと、東京から小田原間の片道運賃程度です。時間にして1時間半強。
札幌からならば新千歳空港まで指定席を取れば1,590円。
関西で言えば、京都から明石や敦賀までの片道運賃程度です。時間にしてこちらも1時間半強。

とにかく、あっという間に元を取ることが出来る価格であることが分かります。
というか正直11,850円など、1日鉄道に乗ればモトを取れてしまいます。

※北海道新幹線開業に伴って2016春期からは北海道&東日本パスが値上げされました。(2013年までは10,000円でした)




2.使用期間が長い




北海道&東日本パス:連続する7日間
青春18きっぷ:連続しない5日間


青春18きっぷより2日長く使用できるのに、価格は安い。素晴らしいコストパフォーマンスです。
連続する7日なのでいつでも使えるという気楽さはないですが、例えば「3日旅行して帰宅・1日休息・日帰り旅行3回」などの利用も出来ますので色々と応用は効きそうです。





3.利用できる期間が長い




まずはこの表を見てください。
1

赤の下線を引いたところが、2つのきっぷの利用期間が違うところです。北海道&東日本パスのほうが利用期間がずっと長いことが分かると思います。

これは特に、夏の北海道が混む夏料金で高いという点を考えればありがたい話です。
9月ころから北海道に行った私の体験から言うと、9月の北海道は人もそれほど多くないし、何よりホテルが安めです。
普通のビジネスホテルでも5,000円台を切るホテルもありますのでかなり嬉しいです。気候的にも過ごしやすいですが、むしろ肌寒いくらいでした。
特に大学生に嬉しい期間設定だと思います。





4.利用できる鉄道会社が豊富




ここまでで北海道&東日本パスの凄まじさを分かってもらえたかと思いますがまだ続きます。なんと北海道&東日本パスはJR以外にも乗れます。

北海道&東日本パス
JR東日本・JR北海道・BRT全線
青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・北越急行・富士急行線 の各鉄道

青春18きっぷ
JR全線・BRT全線・JR宮島航路


このように、北海道&東日本パスではおおむね日本の半分を旅行できることが分かります。

北海道&東日本パスでは、青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道・北越急行といういわゆる第三セクター路線にも乗車できる。この点を大きく推したいです。

青春18きっぷではこれらの路線には乗れません。このため青春18きっぷの利用者が、関東から北海道や北東北を目指す時に盛岡以北の攻略に手間取る事態が起きています。
日本海側に迂回しようとするとたいへん時間がかかります。かといって第三セクターを利用すると、盛岡~青森間で5,480円必要で、これは青春18きっぷ2日分以上と、かなり痛い出費となります。東北新幹線でワープするのもアリですが、もちろん出費が気になります。

しかし北海道&東日本パスなら、これらの第三セクター鉄道にも問題なく乗車できますので、そのまま旧東北本線の旅を続けられるのが嬉しいです。実際に私も北海道&東日本パスを使ってIGRと青い森鉄道に乗り通しました。大変お得に旅行が出来ましたよ。


なお2016年3月より乗車可能路線から富士急行線が除外されました。これは非常に残念なニュースでした。私事ですが富士急行線を利用した旅行を体調不良でキャンセルした過去がありますので、このままでは一生乗る機会に恵まれそうにありません・・・。





5.夜行急行列車に乗車可能




北海道&東日本パスでは、別途急行券などを購入することで、夜行急行列車、あるいは夜行臨時快速列車に乗車できます。

かつては日本全国を走り回り栄華を極めた夜行列車。ノスタルジーを感じられるあの感触はしかし、今ではもはや絶滅寸前です。
北海道&東日本パスで乗車できる夜行列車には急行はまなすがあります。

1

急行はまなすは青森-札幌間を結ぶ夜行急行列車で、一年間を通して運転されており東京~札幌間を旅行する場合など、非常に便利な存在です。

私自身も北海道&東日本パスを利用してはまなすのB寝台に乗車したことがあります。
夜に北海道を出発して、朝起きたら青森の見知らぬ地を走っている…あのえも言われぬ感触は何にも変えがたいです。

それはともかく、北海道&東日本パスを利用してはまなすに乗る場合をまとめておきます。

自由席を利用するとき
北海道&東日本パスのほかに急行券が必要です。
参考までに、青森~札幌間の急行券は1,300円です。

指定席を利用するとき (カーペットカー・ドリームカーは指定席扱いです)
北海道&東日本パスのほかに急行券と指定席券が必要です。

寝台車を使用するとき
北海道&東日本パスのほかに急行券と寝台券が必要です。
参考までに、青森~札幌間で急行はまなすの寝台車(B寝台)を利用する場合、急行券(1,260円)と寝台券(6,300円)が必要です。


私などは寝台列車という響きを重視する人間なのですが、移動の利便性を考えても青森~札幌間を普通に移動する場合、はまなす号は非常に心強い存在です。
何しろ青森から札幌まで移動しようと思えば、まず10時間、酷ければ14時間はかかります。そこをはまなす号では寝ている間に移動できるのですからこれを利用しない手はありません。


2016年3月の北海道新幹線の開業に伴い、夜行急行はまなす号は廃止されました。

ブルートレインの流れを汲むはまなす号ついに廃止。一つの時代が終わりました。本当に残念でなりません。





6.JR津軽海峡線の特急に乗車できる




津軽海峡線の新青森~函館間を途中下車せずに利用する場合に限り、北海道&東日本パスに自由席特急券を別途に追加することで特急列車の自由席に乗車できます。

具体的には特急「白鳥」と「スーパー白鳥」が利用できて、自由席特急券は1,730円だった…と思います。

青春18きっぷでも津軽海峡線の特例によって、この区間を乗車することは出来ます。
しかし、いちいち蟹田や木古内で列車を乗り換えたり、青森から函館までの移動に3~5時間も時間をかけるのは(それはそれで楽しいんですが)あまり得策とはいえません。

自由席特急券さえ購入すれば、津軽海峡線をぐっと快適に移動できます。

2016年3月の北海道新幹線の開業に伴い、津軽海峡線を走る特急列車はすべて廃止されました。特急白鳥という旅情を誘う名称ともお別れですか…。






7.北海道新幹線に乗車できる




これはまさにホットなニュースです。
先日JRグループから、青春18きっぷと北海道&東日本パスの北海道新幹線の扱いが発表されました。
簡単に触れておくと6. で紹介した津軽海峡線での特急列車の扱いに準じます。


北海道&東日本パス
新函館北斗駅~新青森駅間内相互発着の場合に限り、別に「特定特急券」を購入すると、北海道新幹線・普通車の空いている席を利用することができます。 なお、普通車指定席・グリーン車・グランクラスは利用できません。

参考までに、この区間の特定特急券は3,930円とやや高額です。しかし青森-新函館北斗間を最短時間でワープできるのは魅力。正規運賃でこの区間を乗ろうとすると7,060円かかるので、お得と言えるかと思います。

ちなみに空いている席限定なので注意。北海道新幹線は開業から半年経った10月でもかなりの盛況ぶりなので、下手をすると空席がなく、青森から新函館北斗まで立ちっぱなしの憂き目にあう恐れもあります。

また、北海道フリーパスではなぜか北海道新幹線に乗れないので、本州から北海道に移動する場合は北海道&東日本パスの利用も視野に入ってきます。


青春18きっぷ
「青春18 きっぷ北海道新幹線オプション券」を購入することで、北海道新幹線に乗車できます。しかし接続ダイヤがどの程度現実的なものかは知りませんので、下手をすればこの区間の移動にはかなりの時間がかかることが予想されます。
この場合は青函フェリーの利用も視野に入ってきます。



北海道新幹線の扱いについて、鉄道ファンの間でもずいぶんやきもきさせられましたね。特例が作られるか作られないかは正直微妙なところでしたが、こうして作られました。

中には特例を作ってもらうのが当たり前と考える鉄道ファンも居るようですが、それはとんでもない考え違い・思い上がりです。鉄道ファンというものはもっと謙虚になるべきだと、常日頃から思っています。その点をはき違えると、ファンではなく悪い意味の鉄道オタクに成り下がってしまいます。


話が逸れました。しかしまさか青春18きっぷや北海道&東日本パスで新幹線に乗車できる日が来るとは思いもよりませんでしたね。一度くらいは乗っておかないとなぁ。

2018.5.5追記。2018年の年末年始に実施した「鉄道で京都から北海道へ」の旅で、北海道&東日本パスを使って北海道新幹線に
乗車することが出来ました。恐ろしく快適でしたよ。すぐに着いてしまって乗り足りなかったんですけどね。




8.子ども料金の設定がある




青春18きっぷはもともとは若者を対象にしたきっぷ(全年齢で購入できます)なので子ども料金はありませんが、北海道&東日本パスでは、子どもが半額の料金で購入できます。ただでさえ安い切符が半額と。これはもう凄いの一言。
親子などで鉄道旅行を楽しむ場合に便利です。ちょっとしたお出かけにも使えそう。






9.自動改札を利用可能




青春18きっぷは自動改札を通過できないため駅員さんにきっぷを提示する必要がありますが、北海道&東日本パスでは普通のきっぷと同じように、自動改札を利用できます。

これ、地味に嬉しいんですよね。改札は(外国人などで)混んでいることもあるので、乗車する列車が迫っている場合など、出来れば利用したくありません。
もっとも北海道では自動改札どころか駅員すらいない駅ばかりですけどね。



【その他注意】
・北海道&東日本パスでは購入時に使用期間を指定する必要があるので、旅程が制限されます。その代わりユーレイルパスのようなバリデーションはなし。
・1枚を複数人で利用は出来ない。青春18きっぷが友達や家族などと一緒に使用できるので、この点が特に注意。





以上です。

北海道や東日本を鉄道で(一人で)旅行する場合は、青春18きっぷより北海道&東日本パスが有効というのが結論になります。

北海道新幹線開業によってこの切符が廃止されるのでは?と噂されていましたが、無事廃止を免れ、さらに北海道新幹線に乗車できる特例まで付きました。

これらのお得なきっぷを利用しつつ、楽しい鉄道旅行をしていきたいですね。


参考:北海道新幹線開業に伴う「青春18 きっぷ」などのおトクなきっぷのお取扱いについて JRグループ
https://www.jreast.co.jp/press/2015/20160103.pdf

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Author:ハル
旅行好きハルのゆるい日常。
旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
 *目指せJR全線完乗*


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