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北陸新幹線開業前夜の北陸へ行ってきた 前編

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ハル
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北陸新幹線開業前夜の北陸へ行ってきた 前編
(北陸本線廃止・トワイライトエクスプレスラストラン)



北陸新幹線が金沢まで開業したのは、2015年の3月14日であります。

今回は北陸新幹線の開業前日、つまり2015年の3月13日に北陸へ行ってきた時の記録を書こうと思います。

目的は色々ありますが大まかには以下の通り。

① 北陸本線の金沢~富山間が廃止されるので乗り納め
② トワイライトエクスプレスのラストランを見たい
③ ずっと高山本線に乗りたかった
④ 雪が見たい


要するに特に重要な用事があるわけではないけれども、またどこかに行きたくなった、というわけです。

新幹線開業でますます高速化が進んで便利になりますが、平行在来線が切り捨てられていくのは悲しいものです。
これも時代の流れなので、仕方ないとは分かってはいるのですが…。










京都→金沢 (JR北陸本線)





2015年3月13日 6:30 JR京都駅

旅のスタートはお馴染みJR京都駅3番乗り場。湖西線・琵琶湖線用のプラットホームです。
今回は6:33発の湖西線経由、普通近江今津行きに乗車します。



出発を待つ国鉄117系電車。懐かしいクリーム色と言い、国鉄の電車らしい形状と言い、湖西線を走る117系は実に好ましいです。



117系電車はしみじみとした旅情を感じさせてくれるからお気に入りです。
普段は人間に溢れてゴミゴミした京都駅ですが、早朝に117系電車に乗るとあら不思議、古き良き時代の国鉄ローカル線に乗っている気分にさせてくれるから面白いものです。

wikipediaの117系電車の項でも、

「座席は全席転換クロスシートでつり革は一切設けられず、車内妻面
の化粧板を木目調の仕上げとしてさらに蛍光灯にはグローブが取り付け
られるなど、近郊形電車としては破格の高級感を演出している。」


と、ベタ褒めされています。ぜひ湖西線に乗る場合はご乗車ください。





06:33 京都 発 JR湖西線 普通(近江今津行き)

右手に琵琶湖と日の出を見ながら湖西線を北上。
列車に乗るまでは陰々鬱々とした気分だったんですが、琵琶湖を見ているとそんな気分は消え失せました。旅行に出るというのは本当に良い気分転換になります。



左手の車窓には琵琶湖西岸の山々。滋賀県は比叡山やマキノなど、スキー場に恵まれています。
3月ですがまだまだ雪が残っていますね。スキーいいなあ。行きたいなあ。



先日北海道&東日本パスを絶賛する記事を書いたばかりで何ですが、今回は2015年春の青春18きっぷを使用しています。特急に乗れる関西フリーパスみたいなきっぷがあれば便利だと思うんですけどね。何で無いのかな…。関西1dayパスは価格の割に微妙だし…。

そして見慣れない、やけに赤い切符だとお思いかも知れませんが、今では入手出来なくなった常備券の青春18きっぷです。これを持っている人の99%は鉄道ファンだと思ってよい。



07:36 近江今津駅 着

列車は終着、近江今津駅に到着です。駅名標の後ろに見える雪をまとった山々がいい感じ。
さて次の列車まで30分ほど時間があります。せっかく途中下車し放題の青春18きっぷを持っているので、近江今津駅の周辺をお散歩してみましょう。



なかなか立派な高架駅の近江今津駅。半ば廃墟の近江塩津駅とは大違いです。



JR近江今津駅からは徒歩5~6分で琵琶湖の湖岸にたどり着けます。
冬の朝の空気はぴりっと張りつめて、湖岸の風が心地よい。琵琶湖の風景って地味に綺麗だから困ります。水は汚いけどね。



08:13 近江今津 発 JR湖西線・北陸本線直通 普通(福井行き

近江今津からは福井行きの普通列車に乗車します。
敦賀どまりではなく福井まで行く列車があるとは!実に有能な列車です。私がわざわざ近江今津行きなどという中途半端な列車に乗ったのは、この福井直通の列車があるからです。



この辺まで来ると雪もちらほら。田舎の風景が展開されて楽しくなってきました。

ここで、車内がザワザワし始めました。そろそろあの時間です。
そう、大阪へ向かうトワイライトエクスプレスのラストランとのすれ違いです。



すれ違いは一瞬の出来事でしたが、車内は歓声に包まれました。
さようならトワイライトエクスプレス。長い間夢をありがとう。



列車は北陸本線に入り、越前花堂駅に到着。
九頭竜線(越美北線)には乗らなければ乗らなければと思いつつ、2018年まで乗らずにいます。京都から日帰りが可能でいつでも行けるという気軽さがあるため、常に後回しにされています。



!?
なんですかあの巨大な大仏は。いやあれは大仏なのか…?





列車は小松駅に到着。小松空港が近いので、列車の中からすぐ頭の上を通過する飛行機を眺められます。すでにフラップを降ろしてランディングギアが出ていることからも分かる通り、空港に着陸する寸前の様子です。



滋賀県を走行中だと雪はちらほらと行った感じですが、北陸地方に入りすっかり雪深くなってきました。
雪深い山々が見えて来たら、まもなく金沢です。



11:25 金沢 着

もちろん人生初の金沢です!あの有名な金沢!金沢と言えば………何が有名なんだっけ?兼六園くらいしか印象がない…。





京都→金沢 (JR北陸本線)





次の列車までに時間があるので、駅の外に出てみました。
予想以上に雪が無くてがっかりです。あいにくの天気で駅の外にも出られず。
ところで金沢駅といえば写真にも写っている「今にも倒れそうなオブジェ」が有名ですよね。地震とかが起こったらポッキリと行きそう。



振り返れば立派なJR金沢駅。現代建築風でアート作品のようです。



そういえば金沢駅には自動改札がありませんで、今でも人力で改札業務を行っています。北陸の有名観光地として結構な人数が利用する駅なのにそれで回るんでしょうか。



さてお次は北陸本線で富山駅を目指します。現在(2018年)、この金沢~富山間のJR北陸本線は廃止されてしまい、第三セクターの鉄道が運行されています。青春18きっぷでは乗車できないので注意。途中の津幡までなら乗れるけどね。

つまり今日この日が、JR北陸本線最後の日だという事です。北陸本線のような一大幹線を廃止にするなんて、正直信じられない。
JRは何考えてんだ。



12:10 金沢 発 JR北陸本線 普通(富山行き)

金沢~富山間は予想に反して混んでいました。立ち乗り客が数多くいて通勤列車のよう。私もイスはゲット出来ず1時間ほど立ちっぱなしでした。やっぱり金沢と富山という北陸二大都市を結ぶ列車だから混雑するのかな。





石動、高岡と停車。高岡からは北陸のローカル線、JR城端線とJR氷見線に乗ることが出来ます。
いつか城端線と氷見線にも乗りに来たいですね。

2018.2.18追記 2017年に実施したJR西日本30周年記念きっぷの旅で、城端線と氷見線に乗車することが出来ました。3年越しの野望を叶えた格好。



13:11 富山 着

金沢からはちょうど1時間の道のりでした。金沢と富山は普通列車で1時間とアクセス良好ですが、両者はどういう関係にあるんでしょうねえ。都市の大きさ的には金沢の圧勝なので、富山は金沢のベッドタウンなのかしら。それとも完全に独立している?



さて富山駅には初めて来ましたが、案外小さな駅なんですね…。
駅弁か何かを買えればいいと思ってたんですが、小さな売店には何もなく…。



昼食を求めてホームをウロウロしていると、入線してきたのは特急北越。
北越も北陸新幹線開業の影響で、この日を最後に廃止されました。廃止直前の貴重な写真です。



北陸新幹線開業まで あと1日の案内が。
新しい路線の開業はめでたいけど、それはつまり北陸本線や特急列車の廃止という事でして。悲しい。





開業準備が着々と進んでおります。明日の式典に使用されると思われるステージもこしらえてありました。

しかし100年の歴史がある路線が廃止ですか…。北陸本線は関西と北陸を結ぶ大動脈ですので、非常に残念であります。
これからの北陸は、関東との結びつきを強めるような気がしますね。


富山に到着したところで前編はここまで。
後半では富山から高山本線経由で、京都へと戻ります。

後編へ続く

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Posted byハル

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