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佐世保バーガーの罠 2016春 九州旅行3日目 中編 

2016.05.22 22:06|九州・四国・沖縄
九州一周の旅 まとめはこちら

九州旅行3日目 中編 佐世保バーガーの罠
 鹿児島中央→新鳥栖→佐世保→長崎






さて3日目前編では指宿枕崎線を堪能して、鹿児島中央駅まで戻ってきたところまででした。

中編では鹿児島中央駅から九州新幹線に乗り換え、新鳥栖駅を経由、佐世保・長崎を目指します。






鹿児島中央→新鳥栖→佐世保




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というわけで鹿児島中央駅の新幹線乗り場にやってきました。昨晩の寂れ具合が嘘のように賑わっています。

ではホームへ上がりましょう。

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え、えええ。なんでこんなに混雑してるんですか!
ビジネスはともかく、観光に新幹線を使うとか皆さん贅沢すぎでしょ!!帰省ラッシュでもあるまいし。

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10:39 鹿児島中央 発 九州新幹線さくら550号(新大阪行き)

車内はこの込み具合。「どうせガラガラでしょ」と高を括って指定席を取らなかった報いがこれです。
余談ですが、私が乗る鹿児島中央~新鳥栖間の自由席運賃は9,600円ですよ。これだけでハッピーバースデー九州パスの半額近いぼったくり価格なんですよ!

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今日も元気に新幹線様は地上を駆け抜けます。
このさくら550号の終着は新大阪駅。つまりこのままこの車両に5時間ほど乗り続けると、そのまま帰宅できます。恐ろしい話だ。

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11:52 新鳥栖 着

特に描写することもなくあっという間に乗換駅、新鳥栖に到着。
しいて言えば、九州新幹線はトンネルだらけでその都度スマートフォンの電波がブチブチ切断されて大変困った、ということくらいです。

あとは鹿児島中央から新鳥栖まで一時間強ほど立ちっぱなしだったんですが、途中で車掌さんが見かねて
「お客様、隣の車両には少しですが空席がございますよ」
と言ってくれたことくらいでしょうか。親切ですね。

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このまま新大阪への旅を続けるさくら号。鹿児島から大阪まで1本の列車で移動できるのはすごいよなあ。

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さて新幹線の新鳥栖駅から在来線の新鳥栖駅に移動しました。上を新幹線が通っているので全体的に暗い。

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佐世保・長崎・ハウステンボス方面の説明が。
新鳥栖駅は九州新幹線と在来線の接続駅でして、長崎方面に向かう列車はここに立ち寄って進路を西に変えます。
上を走る新幹線と直交してるのが良く分かるでしょ。

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なかなか性能の良さそうな車両ですが、こちらは普通列車。
JR九州は普通列車にも新鋭の車両をどんどん充当させていて企業努力が伺えます。

その点JR西日本は…。大阪環状線なんか老朽化したボロ列車だらけじゃないですか。

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駅の様子を観察しているとお目当ての列車がやってきました。
特急ハウステンボス&特急みどりです。

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このようにハウステンボス号と

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みどり号が連結されて運用されています。
ハウステンボス号はハウステンボス行き、みどり号は佐世保行きですので、途中の早岐駅で切り離しが行われます。

余分な車両を切り離す運用はJR西日本の新快速でも行われていますが、このように完全に行先が異なる列車をまとめて繋げて運用するのは初めて見たかもしれません。なかなかこまめな運用です。

私は佐世保に行くので、みどり号に乗車します。

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12:02 新鳥栖 発  JR佐世保線 特急みどり9号(佐世保行き) グリーン席

始発駅からの乗車ではないので座れるか不安で、ちゃっかりグリーン席を取りました。
これが特急みどり号のグリーン席!!!!一列シートで快適です。

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途中は佐賀市などの市街地を通るため、車窓は平凡。
ちなみに私の今回の旅行では福岡・鹿児島・熊本・長崎とそれぞれ訪れましたが、佐賀に踏み入れたのはみどり号で通過したこの時だけです。ごめんよ。だって見どころがないから…。

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おおっ!!あそこに見えるは私が800系新幹線よりも愛してやまない「特急かもめ号」ではないですか!885系かもめ、可愛すぎます。

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とある飛空士シリーズファンとしては、この駅名は見逃せないです。
千々石・波佐見・観音寺・御堂、そして「戦艦島」など、長崎をモチーフにした設定が多く使われています。作者は長崎の人なのかな?

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焼き物で有名な有田は九州にあったことすら、恥ずかしながら知りませんでした。
信楽焼なら知ってます。

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早岐駅に到着しました。早岐と言えば、若い人は聞いたことが無い地名でしょうが、お年を召された方は聞き覚えがある地名ではないでしょうか。

というのも宮脇俊三氏の「時刻表二万キロ」から引用させていただきますが、

『終戦直後、東京から夜行で関西や九州に行こうとすると「はいき行」というどこだかわからぬ行先の列車に乗らねばならぬ時期があったはずである。時刻表復刻版の昭和22年6月号によれば、東京発の夜行列車は18時30分発の門司港行急行と、22時40分発の早岐行臨時普通列車の二本しかない』


この「はいき行」列車の行先が、ここ早岐です。当時は東京から九州への普通列車・急行列車が走る時代だったんですよね。ただただ羨ましいとしか思いません。

こと鉄道に関しては「昔はよかった」という懐古論にしかなりませんね…。生まれてくる時代を間違えました。


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その早岐駅ではハウステンボス号とみどり号の切り離し作業が行われます。
数分間停車するのでこのように切り離し作業を見物することもできます。

ここでみどり号から何人かが、ハウステンボス号へと移動していきました。やっぱり乗り間違えたのね。
車内アナウンスはくどいほどありますが、それでも何も聞いていない人は居ます。

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早岐を出るとにわかに海の気配がしてきます。
海が見えたら佐世保はすぐそこ。

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13:24 佐世保 着

これまた余談ですが、佐世保はJRの駅のうちもっとも西にある、日本最西端の駅です。これは記念すべき瞬間!

今回の九州旅行では最南端の西大山駅と最西端の佐世保駅の2つを訪れることが出来ました。残るは最東端最北端。どっちも北海道にあります。

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降りる前に記念に車内の様子を撮影しておきましょう。こちらがグリーン車の様子。なんと豪華な造りなんでしょう。

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こちらが指定車。十分贅沢です。

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こちらが一休み中の博多発、佐世保行きの特急みどり9号。外観も緑色を基調にしていますが、冷静に考えてみるとなぜ「佐世保」と「みどり」が関係するんでしょうか…?森よりも海のイメージだけど。




佐世保バーガー




さて無事に佐世保に到着しましたが、1時間後の14:26には、長崎行き快速列車に乗っていなければなりません。
佐世保で私に与えられた時間はわずか1時間です。

佐世保での目的は2つ。
① 軍港佐世保の雰囲気を味わう。
② 佐世保バーガーを食す。


1時間もあればまず大丈夫でしょう!ではいざ。

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駅の中にさっそく佐世保バーガーのショップがありました。
しかし私は予め調べていた「ハンバーガーショップヒカリ」という店に行きたいのです。佐世保バーガーでは人気No.1の有名店らしいです。場所は分らないですがまあ何とかなるでしょう。

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駅前はこんな感じ。こちら側ではなく、裏側(?)が海と佐世保バーガーへの近道です。

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こちら側に出るようにしましょう。すぐ目の前に海があるので間違えないとは思いますが。

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しかしさすが軍港の町だけあって、自衛隊の方をあちらこちらで見かけます。
おっとうっかり写真なんか撮ると憲兵隊に連れていかれそうですが…。

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佐世保駅からは徒歩2分くらい、あっという間に佐世保港に到着です。

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佐世保港からは平戸や五島列島行きの客船が出ているようです。
ぐわああ、羨ましい。私船旅も好きなんですよね。要するに乗り物なら何でもいいんだなと最近気が付きました。

しかし五島列島いいなあ。今度の休みに行ってこようかなあ。

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佐世保は舞鶴とは違い、海上自衛隊の基地はアクセスが悪いので直接行くことは出来ませんが、このように護衛艦の姿を見ることは出来ます。

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しかし手前の豪華客船がデカすぎて、護衛艦が玩具に見えます。もちろん護衛艦というものはそれほど大きいものではないんですが。

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海上保安庁の巡視船も停泊しています。こちらはすぐ傍まで近寄れました。

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その気になれば飛び移れそうなくらい無造作に停泊しています。見張りもいないし、保安上、大丈夫なんでしょうか?

さて、護衛艦と巡視船を見れました。これでミッション①「軍港佐世保の雰囲気を味わう」はOKとしましょう。

次、ミッション②「佐世保バーガーを食す」です。
予めハンバーガーショップヒカリさんが良いというのは調べて来たのですが、肝心の店がどこにあるかがウェブサイトで調べてもいまいち出てこないんですよね。
駅から遠い店は出てくるんですが、うーむ…。

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と思案しながら振り返ると、普通にありました。佐世保港のすぐ傍です。

佐世保港の辺りは小さなショッピングモールみたいになっていましてね。そこの一階に普通にありました。

なぜウェブ検索では出てこなかったのだろうと首を捻りながら、まぁいいです。とにかく佐世保バーガーにはありつけそうです。

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メニューはこちら。そこそこ良心的な価格で一安心。ジュースはぼったくってますが。

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ちなみに佐世保バーガーの見本はこちら。うーんおいしそう。どれにしようかな…。

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これに決めました。スペシャルバーガー600円!スペシャルな感じが気に入りました。(なんだそれ)

私「すみませーん、このスペシャルバーガーを1つください」

店員さん「へいどうも!少々お待ちください!」

1時間という短い時間でしたが、まだ残り時間は40分程度あります。この分だと佐世保バーガーをゆっくり味わいながら佐世保港の景色をのんびり見ても、時間にまだ余裕がありそうです。
私はすっかり安心して店の前のテラスでくつろいでいました。


そう、この時はまだ、事態の重大さに気が付いていなかったのです。


異変を感じたのはそう、注文してから10分くらいが経過したときです。

「まだ出来ないのかな?」という声が頭の奥底で聞こえましたが、さすがに私も某ファストフードハンバーガー店とは違い、注文して2分後に商品が出てくるとは思っていません。
どうやら注文を受けてから調理を始めるらしく、まぁ時間がかかるもんですよね。

ちら、と時計を見るとまだ残り30分。駅までは急げば5分程度で移動できるので、まだまだ大丈夫…。

~さらに5分経過~~

そろそろ辛抱できなくなってきました。

私「あの、先ほど注文したスペシャルバーガーですが、まだ出来ませんか?」

店員さん「あー、すいませんねえ!現在20分待ちとなっています!!」

20分!?先に言ってよ!こちとら時間に余裕があるわけじゃないんですよ!!

そこからはもう時計を睨みながらまだかまだかとイライラ。時間は無情にも過ぎていきます。


もう佐世保バーガーを見捨てて長崎に向かおう、と非情な決意を固めた残り6分、

店員さん「へいお待ち」

と、バーガーが差し出されました。本当に待ちました。
もうここで食べている時間なんて到底ありません。とにかく駅へダッシュだ!!

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タイミングよく信号が変わった!走れええええ!!!!

・・・

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間に合いました。私が駆け込み乗車した数秒後にはドアが閉まり、長崎行きの列車が発車しました。
ほ、本当に危なかった…。今回の九州旅行で一番焦った瞬間でした。

佐世保発長崎行きの普通列車は、1時間に1本しか出ないのがネックです。
佐世保でバーガーを食べてから長崎へと向かおうと考えている人は、まずバーガーを注文して、それから佐世保港を見て回ればいいです。

私は順序を逆にしたためエライ目にあいました。佐世保バーガーは30分待ちが当たり前だったとは…盲点でした。




佐世保→長崎




14:26 佐世保 発 JR大村線・長崎本線 快速シーサイドライナー(長崎行き)

佐世保から長崎へは、快速シーサイドライナーを利用するのが快適です。

皆がそう思ったのか、列車の中は大変な込み具合。「体は触れ合うが、新聞は読める」という判断から、乗車率180%程度でしょうか。

さすがにこの状況で佐世保バーガーを取り出して食べ始めるほど、私のメンタルは強くありません。冷めてしまうけど仕方ないですね……。

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車窓に前衛的な建物が現れても、車内が混んでいてゆっくり眺める気も起こりません。満員電車は私が憎むものの1つです。

列車は先ほど紹介した早岐駅からJR大村線に入ります。

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白地に黒字の駅名標といい菜の花といい、なかなかオシャレな感じに仕上がってるじゃないですか。

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JR大村線は大村湾に沿って進んでいくのが特徴。ちょっと天気が悪くなりつつあるのか、風が出てますね。

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大村と言えば多くの人が思い浮かべるのが、大村航空基地ですね。
1945年に海軍特別攻撃隊はこの基地から出撃していったのです。いずれ訪れなければと思ってはいます。

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諫早(いさはや)駅。諫早と聞くと弥終(いやはて)という言葉が連想されて、遠くまで来たなと感じます。

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大村湾が見えなくなると長崎はまもなくです。

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お、それらしい景色になってきましたよ。

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16:05 長崎 着

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下車する前に快速シーサイドライナーの車内を。快適そうな転換クロス車なんですが、佐世保~長崎には旅客需要がめちゃめちゃあるようで、大変な混雑でした。

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外見はこんな感じ。外見はなかなかボロい車両ですが中は整えられていて綺麗でした。
色合い的には新潟辺りを走ってそうな雰囲気。

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特急かもめ号!長崎駅には当たり前ですがかもめ号が多く止まっていてニヤニヤが止まりません。

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改めて885系は美しいフォルムです…。鉄道車両に美しさを感じたのは初めてかもしれません。グッドデザイン賞を受賞するだけあります。ドイツ国鉄のICEと雰囲気は似てますね。

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長崎は長崎本線の終着駅でありどんづまりなので、頭端式ホームが採用されています。
この先は海。もうこれ以上進むとなると上海にでも渡るしかありません。

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改札口はこんな様子。駅舎が開放的なデザインなので、建物の中という感じがせず新鮮でした。

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駅舎から見た稲佐山方面。

長崎は素晴らしい夜景があることで有名です。
香港、モナコと共に「世界新三大夜景」に、また神戸、札幌と共に「日本新三大夜景」にも選ばれました。

稲佐山は長崎屈指の夜景ビュースポットであり、その美しさから1,000万ドルの夜景と言われています。

私も長崎の夜景は今回の旅の大きな目的の一つですが、稲佐山には行きませんでした。
駅から微妙に遠くアクセスが悪かったのが一点、ロープウェイ代が妙に高かったのが一点。

でも市街地の高台からでも、十分に素晴らしい夜景が眺められますのでご安心を。市街地ならもちろん無料ですし、「坂の街」の中を散策してみたかったのです。

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長崎は坂の街としても有名です。実にいい感じ。無性に登りたくなってきました。

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あっ、この景色見たことある!

実は稲垣早希さんの「西日本横断ブログ旅」を昔よく見てまして、この長崎駅の景色は頭に強く残っていました。
数年の時を経て実際その場所に立てるとは感激です。


さて、現在時刻は16時過ぎ。今日はもう列車には乗らない予定です。
佐世保で1時間しか滞在せず、こんな早い時間に長崎入りしたのは、長崎市内を観光するから!です。

今回の旅では非常に珍しい観光パート。

まずはホテルへ向かい、チェックインを済ませてしまいましょう。
荷物をホテルに置き、身軽になったうえで長崎市内を散策するとしましょうそうしましょう。

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駅前の高架橋より。長崎市では路面電車が生活の足として大活躍しています。
京都市も路面電車がありますが主力はバス。路面電車が今でも活躍しているのを見ると反射的にうれしくなります。

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平然と車と並んでいるんですから面白い光景です。

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さて長崎駅から10分ほど歩き、今日の宿に到着しました。長崎I・Kホテルです。I・Kが何の略かは知りません。

この画像では裏路地に立つうらぶれた宿という感じですが

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正面から見るとそこそこ立派なようにも見えます。

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ロビーはこんな感じ。清潔で問題ないでしょう。
今回の九州旅行ではどこに行っても宿が安くて大変助かったのですが、唯一の例外は長崎でした。
そもそも長崎には有名どころのビジネスホテルがあまり無い。その上どのホテルも割と高かったです。この長崎I・Kホテルはそこそこお手軽な料金だったのでここに決めました。


さてチェックインを済ませました。部屋に行き荷物を置いてさて散策に出かける前に、忘れていることがありますね。

そう、佐世保で買ったきり放置していた佐世保バーガーです。
冷めきって、カバンに押しつぶされ、見るも無残になった可愛そうなバーガーちゃんを食べてしまわないといけません。

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ちなみに見本はこんな感じでした。さて…。



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これが佐世保バーガーだ!!!!

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(食べかけで申し訳ないですが)断面図はこんな感じ。





……。








さて「九州旅行3日目 中編 佐世保バーガーの罠」はここまでとします。

後編では長崎市内を散策、オランダ坂や長崎の夜景を見に行きます。


あ、佐世保バーガーは見た目はともかく、味はとってもおいしかったのでぜひ買ってみてくださいね。
某マク○ナルドよりはるかに具材が生き生きとしていてジューシーで食べごたえがあり、美味でした。

しかしこの写真で紹介してしまうのは、営業妨害で訴えられないかな?

3日目 後編へ続く


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旅行・写真・鉄道・読書など。アウトドア派になりたいインドア派。
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